いつの間にか水没?!iPhone「アイフォン」XSの水没処理修理も即日!

いつの間にか水没?!iPhone「アイフォン」XSの水没処理修理も即日!

  • 2021.07.17
  • 2021.08.02

本日、千葉県野田市M様よりアメモバへiPhone「アイフォン」の水没修理依頼がありました。

海に行った時に防水の袋に入れていたはずが、袋の中に水が入ってしまっていたそう。8月に入り、やはり海での水没という修理が増えています。

では修理工程をざっくりとご紹介します♪

iPhone「アイフォン」XS水没処理手順

1、iPhone「アイフォン」を開ける

iPhoneⅩS 水没 内部

外装下部側面にある星がたのネジを外して画面とフレームを離し、開きます。内部はこんな感じです。大部分はバッテリーが占めていて、基盤はバッテリーの横の本体上部から中央にかけてあります。結構水滴が残っていますね。

2、バッテリーのコネクタを外す

iPhoneⅩS 水没 バッテリーコネクタ

まずはバッテリーのコネクタを外します。水没の場合、水滴やサビなどで通常繋がってはいけないところが繋がってしまい電気が流れることによってショートしてしまうことがあるので、水没したら本当はすぐにでもバッテリーのコネクタを外して電気を通わなくしたいです。

3、画面のコネクタを外す

iPhoneⅩS 水没 画面コネクタ

バッテリーのコネクタを外したら画面から伸びているコネクタを外して画面と本体を完全に離します。

4、その他コネクタ・ネジを外す

iPhoneⅩS 水没 その他コネクタ・ネジ

基盤を固定しているネジや、SIMトレー、その他コネクタを外していきます。

5、基盤を取り出す

iPhoneⅩS 水没 基盤取り出し

全て外し終えたら基盤を取り出すことができます。まだ繋がっているコネクタやネジがないか確認してから慎重に持ち上げ、ゆっくりと斜め下に引いて取り出します。

6、洗浄(約15分)

精密機器を洗うことのできる洗浄液で取り出した基盤を洗浄していきます。また、画面や本体に残ったパーツも外してコネクタを洗浄していきます。洗浄液で洗浄しすぎると基盤が熱をおびてしまうので、適当な時間で作業を行います。

7、乾燥(約45分)

洗浄が終わった基盤や本体を充分に乾燥させます。基盤の細かい所まで完全に乾かさなければならないので、水没処理の修理で1番時間をかける部分になります。

8、点検(約15分)

乾燥が終わった基盤を本体に戻し、復旧したか確認します。この際バッテリーや画面、その他パーツが壊れているかいないかわかるので、正確なお見積りはこの点検後お出しするかたちとなります。

まとめ

iPhone「アイフォン」7以降は防水性能が上がったとはいえ、やはりAppleWatchのCMの様にはいかず、ちょっとはねてしまったくらいの水から守れるよという程度の生活防水となっています。お風呂にそのまま持っていく方や水辺でお使いになることが多い方は水没の危険性がありますのでご注意ください!もし水没が疑わしい場合は、充電コードを差し込んでみたり再起動を試してみたりせずに、お早めに当店にお持ち込みください!

iPhone「アイフォン」XS水没処理修理時間

基盤洗浄、乾燥、点検で最短80分頂きます。

iPhone「アイフォン」XS水没処理修理料金

点検で修理不可となっても5000+税となります。修理可となった場合、別途パーツ代がかかる可能性がございます。