水没したiPhoneは直せる?電源入らない状態になった場合の対処
- 2021.07.23
- 2021.08.02
近年では、スマートフォンなどを利用するという方が増えています。日常的に電話やメールだけでなく、SNSを利用する方やネットから情報を得るための媒体としてもとても便利であり携帯することにより外出中などでも気軽に利用できる点は所有するメリットといえるでしょう。
iPhoneを利用しているという方は、日常的に使用することで時には落としてしまったり、水に濡らしてしまう、水没させてしまったというケースでは、慌てずに対処することが重要です。状況によってはデータなどが飛んでしまう可能性などもあるため対処は慎重に行うことが大切だといえます。
特に、水没させてしまった場合には、電源をオフにすることです。水によって電源が入った状態ではショートしてしまう可能性があるため、注意しましょう。ショートするということは、データが消失する可能性や電源が付かなくなる可能性なども高まるため、そのような最悪のケースを防ぐという意味でもすみやかに電源をオフにするということが大切です。
水没したという場合には、電源をオフにした後、カバーやアクセサリーなどが付いているという場合には外しましょう。材質などによっては、水がしみこむ可能性やiPhone内部に水が入り込んでしまうというケースもでてきます。外部に付着している水をふき取るということが重要ですが、カバーやアクセサリーがあると拭き残しなどが発生する可能性もあるため、最初の段階でカバーやアクセアリーは外しておくことが重要です。
水分をしっかりと拭き取ることも大切ですが、内部に水が入り込みやすそうな部分は念入りに拭き取るようにしましょう。イヤホンジャックやホームボタンなど、状況によってはティッシュなどを少し細くこよりを作ることにより隅々まで水分を拭き取ることが大切だといえます。
また、SIMカードなども抜きとっておくことも必要です。SIMカードは濡れることでデータ通信や電話の利用などに支障が出る可能性があるため、抜き取り、水分を拭き取るようにしましょう。その後は、内部に水が残っているケースもあるためしっかりと乾燥させるために乾燥剤などを利用して水分をとるということも必要です。
密封袋などを用意してiPhoneと一緒に乾燥剤を入れておくことで乾燥させましょう。水没の程度によって乾燥するまでの時間に差がありますが、基本的には1日以上は乾燥させてから電源を入れるほうが安全です。
乾燥が終わり、電源を入れても正常な動作が確認できないという場合には、個人で対処するのではなく、ショップなどに修理を依頼することも大切だといえます。自分で対処しきれないという状況で無理にいじくってしまい、余計に状況が悪化してしまう可能性もあります。自分でできるだけの対処をしてもなお正常な動作をしないという場合には、修理業者などに依頼してみましょう。
iPhoneが水没してしまった際の注意点としては、水気を払おうとしてiPhoneを振るなどの行為です。内部に水が浸入している場合には、振ることでよけいに内部に侵入し故障の原因になる可能性が高まります。不用意に振るよりも水分をできるだけ拭き取ることに専念することが大切です。
次に、水に濡れたらかわかしたくなる衝動に駆られる方もいるでしょう。入浴後など濡れた髪を乾かすのにドライヤーを使用するというのは一般的ですが、スマートフォンのような媒体を熱風にさらすことは、基盤がやられる可能性があるため注意しましょう。水没をしたという場合には、それが水であるのか、それともジュースのたぐいや別の液体などの場合には水以外の成分により基盤などが焦げてしまうケースもあるため、ドライヤーなどで乾かすなどの厚意も止めておくことが無難です。
その他にも、充電をしないという点も重要なポイントといえます。通電によりショートする可能性がある状況で。充電をするというのは、故障の原因になります。この点から充電などの行為はNGといえます。
水没した際には、しっかりと手順などを踏まえたうえできちんとした対処をすることが重要です。やってはいけないことなどもよく把握したうえで、常識的な対処をすることや自身で対処しても正常に作動しないという場合には速やかに修理業者などを頼るということも大切なことだといえます。
また、水没を予防するための対策なども必要です。日常的に使用していれば予期せぬ出来事やついうっかり手を滑らせて落としてしまうということもあります。防水アクセサリーなどを普段から利用しておくことで対策につなげましょう。または、iPhoneのバージョンによっては防水性能や防塵性能などが備わっているため最新機種に機種変更をするというのも一つの方法です。
水没の可能性がある以上、対策を怠らないようにすることで予防をしてみるということは重要なポイントといえます。防水、防塵をして故障を防ぐように心がけることにもなるため自分なりの対策をしてみることが大切だといえます。