水没したiPhoneを生米でなおせるって本当?

水没したiPhoneを生米でなおせるって本当?

  • 2021.07.24
  • 2021.08.02

iPhoneは端末自体がそれほど安いものではないため、万が一不注意で水没させてしまったときには顔面が青くなり、血の気が引いてしまうものです。修理も安いわけではないので、自分の不注意であったとしても水没は慌てふためく人が多いと言われているのです。

水没させてしまった場合は、修理屋に持っていき、修理を依頼することが一番手っ取り早い方法ですが、修理も安いわけではないのでできれば簡単に直す事ができる方法があればよいのにと考える人も少なくありません。水没させてしまったiPhoneは、実は意外なものを使って復活させることができることは意外と知られていません。その驚く方法で復活させる方法を細かく解説していくことにしましょう。

水没したiPhoneを復活させるために用いる意外なものは、生米です。炊きたての御飯やレンジでチンした温かいご飯は全く意味を成さないので絶対に使用しないようにしたいところです。使用するのはあくまでも水分を含んでいない生米なのです。一体生米などを使ってどのように修理するのかと不審に思う人も多いでしょう。

用意するものは乾燥した生米と、気密性を保つことができる入れ物を用意します。プラスチックのケースよりもジップロックのほうが使い勝手が良いのでおすすめです。ジップロックの中に生米を入れたら、そのまま水没した端末も一緒に入れます。この時に端末をビニール袋に入れたり、カバーを付けたりしないようにすることを忘れないようにしましょう。カバーが掛かっていたり、ビニール袋に入っていると生米が意味をなさなくなってしまうからです。生米はできるだけたくさんジップロックの中に入れます。端末が隠れるくらいの生米を入れておくとなお効果的です。

生米を入れたジップロックをそのまま丸一日放置します。たしかに、端末が手元にないと何かと不便ですが、iPhoneを直すためには途中でジップロックを開けて中身を確認したりせず、丸一日放置することが何よりも重要なのです。

修理方法はたったのこれだけです。身近にあるものを使って水没した端末を修理する意外な方法です。生米というのは、収穫後天日干しをして乾燥させてあるため、水没した端末の内部に溜まっている水分を吸収する事ができます。こうすることで、生米が端末内部の水分をすべて吸収するので、端末内部をほぼ乾燥させることができる画期的な方法として注目を集めています。

直ぐに修理に出すよりも自分でできる簡単な方法で、水没させてしまった端末を治してみることをおすすめします。丸一日放置して取り出した時に、まだ端末が水分を含んでいるようであれば、もう一日生米の入ったジップロックに入れたままにして放置すると良いでしょう。

水気がなくなったと判断したら、電源を入れてきちんと起動するか確認します。問題がないようであれば、すぐに端末を起動させることができるので、それで水没の影響がないことを確認することができるのです。このように、iPhoneを水没させてしまったときには乾燥させることを第一に考えることが大切であり、身近にある生米を使って簡単に乾かせる事ができます。万が一水没させてしまったときでも、慌てふためいたり修理屋へ持っていくよりも先に、この方法で乾燥させることを試してみてはいかがでしょうか。

確かに、iPhoneを水に落としてしまった場合に乾燥させることが一番重要ですが、やってはいけないNG行為があるので注意したいところです。最も多いのがドライヤーを使って無理やり乾燥させようとする場合です。意外と有効かと思われるドライヤーで乾かすという方法ではありますが、この方法はNG行為です。なぜならば、ドライヤーの熱風で端末が壊れてしまう恐れがあるからです。熱風を当てることは好ましいことではなく、電気回路の故障を招いてしまうので避けたほうが賢明であると言えます。

また、ドライヤーを使っても内部を効果的に乾かすことができないため、ほとんど意味をなさない行為なので、ドライヤーを使うだけ時間の無駄なのです。次に、電子レンジを使って水分を蒸発させようと試みる方が多かれ少なかれいるといいます。端末の故障につながるだけでなく、大変危険な行為なので電子レンジを使って乾かすというような行為は絶対にやらないようにしましょう。動くかどうかを確認しようとUSBに接続する行為も危険な行為です。

電気でショートしてしまう恐れがあるので、動作確認のためであっても絶対にやめるようにしたいところです。水没した場合は、電源を入れるのではなく、安全のためにオフすることが先決です。

どうしても作動するかどうかを確認したくなり、電源コードにつないでしまう人が多いですが、危険な行為なので絶対にやらないようにしましょう。まずは落ち着いて電源をオフにし、それから身近にある生米を使って内部の水分の除去を試みることが大切です。