リンゴループに再起動!?内部状況ボロボロのiPhone8をアメモバが完全復旧!
- 2021.07.28
- 2021.08.02
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は中央区のE様からアメモバへiPhone「アイフォン」8のドックコネクタ交換修理依頼がありました。経緯としましてはお風呂で使用し、上がった後充電した瞬間にブツッという音がと共にリンゴマークが表示され再起動を始めたそうです。
その後ケーブルからの充電が出来なくなり、数十分に一度リンゴループになるとの事です。後から確認するとスピーカーやバイブレーションまで故障しており、完全に基盤やその他パーツまで故障してしまったと思い、修理料金がかなり掛かることを覚悟してご来店頂いたそうです。
原因
今回の原因はお風呂上がりで、恐らくLightning内部に水が残っており、その状態で充電した事でショートしてしまったのでしょう。ただそのショートがコンセントではなく端末に行ったのは不幸中の幸いかもしれません。ただお客様の仰っていた基盤やスピーカー、バイブレーションの故障に関しては少し違うと思います。
ドックコネクタというのはリンゴループが起こる原因になり、スピーカーやバイレーションもドックコネクタから電力を供給しているため、ドックコネクタのみの故障でリンゴループ、スピーカーやバイブレーションが不具合、使用出来ないとなるのは当然です。
そのため万が一ドックコネクタの交換のみで修理出来た場合、ドックコネクタ修理代のみで問題あるありません。
パネルを取り外す
まず専用の工具を使用し、いくつかの手順で端末を開きます。
内部に水など入ってしまっているような跡はありません。それから基盤がショートしてしまったような跡もありません。この状態でシステムがショートしていなければ、すぐに修理が可能です。
そしてバッテリーのコネクタだけを先に取り外します。
理由としては今回の電気によるショートと同じで、電気は簡単に端末をクラッシュさせてしまいます。そのため他の作業をする前にiPhoneの電力源であるバッテリーを完全に断つ必要があります。
ちなみに修理前にワイヤレス充電を使用して充電が出来ることは確認済みなので恐らくバッテリーは今回の故障に関係がないと考えます。
あとはパネルのコネクタを取り外せばパネル本体を完全に取り外すことが出来ます。
パネルも今回の症状には関係がない為、一時的に保管しておきます。
ドックコネクタまでのパーツを全て取り外す
ドックコネクタは他のパーツと違い、取るまでの手順がとても多いです。
これだけのパーツを取り外す意味としてはドックコネクタの取り付けられている位置が関係しており、ドックコネクタは端末の1番底面と1番下に取り付けられています。そのためその上からスピーカーやバイブレーション、基盤までも固定されています。
それらを取り外さない限りドックコネクタまで辿り着けないという事です。
まずは基盤の固定ネジを取り外し、本体から抜き取ります。
ックコネクタの修理は端末を開きパネルを取り外した後に一発目で基盤という最重要部品を取り外さなければなりません。ご存知の通り基盤にはお客様の重要なデータ、端末の動力全てを管理しています。
そのため他のパーツが修理出来ても基盤が死んでいたら既にアウトです。取り外した後も清潔な場所で保管します。
そして下部のドックコネクタに被さるように取り付けられたバイブレーションとスピーカーを取り外していきます。
冒頭で説明した通りこの2つはドックコネクタを経由して電力を供給しています。それぞれバイブレーションはソケット、スピーカーは金属部分で接続されています。
これでドックコネクタの作業をするまでのパーツを全て取り外せました。
ドックコネクタを付け替える
ドックコネクタは複数のネジと両面テープで固定されている為、それらを全て外して本体から剥がしていきます
修理後ドックコネクタの充電口を顕微鏡で確認してみると明らかにショートしている跡がありました。バイブレーション、スピーカー、基盤に関しては問題なさそうです。
そして新しいドックコネクタを用意し、本体に取り付けていきます。
ドックコネクタは先程のように取り付けるパーツが沢山あるため、この時点で動作や位置のチェックを入念に行います。後から不具合に気づいた場合は先程の作業をもう一度行う必要かあります。
これでドックコネクタの移植が完了します。
全て戻す
まずドックコネクタの上にスピーカーやバイブレーション、基盤など取り外したパーツを全て取り付けていきます。
ドックコネクタを基盤に接続してみると位置も問題ありません。
次に冒頭で取り外したパネルを取り付けます。
パネルのコネクタを含めた全てのコネクタを戻し、金属カバーを取り付ければ内部の作業は完了になります。
最後にこちらも冒頭で紹介出来なかったペンタローブネジという底面にあるネジを戻します。
このネジは端末が衝撃などで開いたりしないように第一固定ネジとして取り付けられています。
これでiPhone「アイフォン」8のドックコネクタ交換修理が完了します。
最後までご覧頂きありがとうございました。
チェックとあとがき
電源を入れると問題なく点き、リンゴループになることはなく、スピーカーやバイブレーション、充電も問題ありません。
今回はiPhone「アイフォン」8のドックコネクタ交換修理を紹介させて頂きました。充電を挿した瞬間にお客様のように異音がして携帯が壊れたらかなり不安になると思います。
アメモバに持ってきて頂いた際もすごく焦ったような表情で、ドックコネクタ修理で治る可能性が高いとご説明した時にはかなりホッとしているようでした。iPhoneは精密機器であるため、必ずという言葉を使うことが出来ませんが、出来る限りお客様のお役に立てるように状況や症状の原因を明確にご説明させて頂いております。
携帯本体だけではなく、内部に残ったデータもお客様にとってはとても重要です。アメモバはそのことを十分に理解し、データ復旧などの修理を一生懸命取り組まさせて頂いております。
万が一ご自身の端末に不安な箇所がある場合や、症状が起きてからでもまずはアメモバにご相談下さい。
iPhone「アイフォン」8のドックコネクタ交換費用はどのぐらいかかる?
アメモバは常に地域最安値でiPhone修理をやっています!もしiPhoneに関するトラブルや質問がありましたら是非アメモバにお聞き下さい!お見積り、お問い合わせだけのお電話ご来店も大歓迎です!iPhone修理のアメモバ 店舗情報及び店舗別修理料金はこちらからご確認できます。