半日がギリギリ??充電の減りが早すぎるiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理事例

半日がギリギリ??充電の減りが早すぎるiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理事例

  • 2021.07.25
  • 2021.08.04

iPhoneXのバッテリー最大容量が低い

皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!本日は北区にお住まいのK様からアメモバ東京上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理依頼がありました。

経緯としましては数週間前から充電の減りの早さに悩んでおり、調べてみるとバッテリー交換で治るという記事を目にし、地域最安値のiPhone修理アメモバまでお持ち頂きました。

バッテリー交換はいくら大事に使用していても長く使用している以上は必ず劣化してしまうパーツです。今回のお客様も2年程使用しているそうで、充電の減りが早すぎて朝100%状態で出ても昼過ぎには40%をきっているとの事です。最大容量を確認すると75%とかなり劣化しており、通常使用すらままならない状態です。

このような充電の減りの早さは今の時代かなり不便ですし、危険です。可燃性でもある危険なバッテリーで端末やデータを失ってしまう前に修理する事をオススメ致します。

それではiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理やっていきましょう。

パネルを取り外す

iPhoneXの内部を開いて確認する

まずは端末を開き、内部状況を確認します。

バッテリーの劣化により、膨張してしまう場合もあるため、かなり危険です。今回は膨張などは見られないですが、バッテリーは外見からでも劣化しているのが分かります。

秋穂fんXの内部にあるコネクタを青いヘラで抑える

次にパネルのコネクタが接続されている箇所からパネルとバッテリーのコネクタを取り外していきます。

もちろんこの箇所にはパネルやバッテリー以外のコネクタも接続されており、かなり精密なため、基盤や他のコネクタにはなるべく触らないように取り外していきます。

iPhonexのパネルを本体から手で引き離す

これでパネルとバッテリーのコネクタが抜けたため、パネルを本体から完全に取り外す事が出来ます。

バッテリーを付け替える

iPhonexの両面テープをめくる

パネルはコネクタを抜く事で取り外せましたが、バッテリーはそれ以外にも固定しているものがあり、それが写真の両面テープです。

今、端末は逆さになっており、このテープはiPhoneXの場合、まっすぐ上に1本、下に3本取り付けられており、かなり強力に固定されています。

劣化したバッテリーは穴や傷がつくだけでも危険なため、しっかりとした方法で取り外していく必要があります。

iPhoneXのバッテリー両面テープをピンセットで引く

その両面テープをピンセットで巻きながら写真のように引っ張っていきます。

少しずつ内部からバッテリーを本体の間のテープが抜けていき、取り外す事が出来ます。なおこの作業は少し力を使いながら引っ張っているため、途中で切れてしまう事もあり、その反動で周辺パーツに傷がついてしまう可能性があります。

そのため、気持ち上の方に引っ張る感覚で作業していきます。

iPhoneXのバッテリーが完全に取れる

これでバッテリーを本体から取り外す事ができます。

iPhoneXのバッテリーはL字型になっており、今までは縦一本だったものに、更に横を加え、大容量を実現しました。今まで基盤はあったスペースはどうなってしまったのかというと、実は基盤は単純に2枚に折りたたみました。

これにより、基盤のスペースは今までのほぼ半分で済むという、かなりすごい技術です。

iPhoneXの新しいバッテリーを取り付ける

そして新しいバッテリーを用意し、本体に取り付ければ、バッテリーの付け替えが完了します。

なお、この時点でバッテリーのコネクタはまだつけてはいけません。

全て戻す

iPhoneXのバッテリーコネクタとパネルコネクタを取り付ける

まずは最初に取り外したパネルを用意し、本体を取り付けていきます。

なおこの時点で全てのパネルとバッテリーのコネクタを取り付けますが、なぜバッテリーは最初に取り外し、最後に取り付けたのか?それはバッテリーが持つ、本体に対する影響力が関係しており、バッテリーは全ての動作の電力源であり、基盤も例外ではありません。

万が一の事があり、バッテリーが接続された状態で他のパーツの作業を行うと基盤を含めたシステムやパーツがショートしてしまう事もあります。

そうならないようにiPhone修理では最初に取り外し、最後に取り付けるのが基本となっています。

iPhoneXの底面ネジを戻す

最後に端末を閉じ、底面のネジを戻せばiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理が完了します。

最後までご覧頂きありがとうございました。

チェックとあとがき

iPhoneXのバッテリー最大容量を確認する

電源を入れ、確認すると問題なく最大容量が100%になっており、蓄電、充電も全て正常に動作しています。

今回はiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理を紹介させて頂きました。

iPhone修理の中でバッテリー交換は1位2位を争うほど件数が多く、かなり不便な症状ではあります。そんなバッテリー交換だからこそ、アメモバは最安値で最速の修理を可能にしています。

万が一バッテリーの減りの早さに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、一度バッテリーの最大容量を確認してみてはいかがでしょうか?減りの早さの感じ方は人それぞれですが、最大容量が83%前後だと端末のためにも交換した方が良いかもしれません。

劣化したバッテリーの膨張で「動きが重くなる」や「突然再起動」「突然シャットダウン」してしまうような症状も少なくありません。

さらに、事例としては多くありませんが、バッテリーが膨張してパネルを突き破って、パネルが湾曲した状態の端末もありました。

iPhoneに使用されている「リチウムイオン電池」はかなり高性能ですが、劣化のスピードや劣化後の不具合がデメリットでもあるため、長く端末を使用するためにも是非一度ご検討下さい!

iPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?

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