パネルが浮き出ている?!iPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理事例
- 2021.07.07
- 2021.08.04
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日はiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理を紹介致します。
経緯としましては、なんとなくパネルが圧迫されているような感覚はあったそうですが、気のせいだと思い放置していたそうです。しかし1日前に起きて携帯をいじっていて、なぜか液晶のエッジが効いたような感じがして横で見ているとパネルが浮き出てしまっていたそうです。
これは危険だと思い、次の日にアメモバに持ってきて頂きました。
これはおそらくバッテリーの膨張が原因かと思われます。バッテリーに負担をかけるような使い方をしていたり、極端な温度の場所に長時間放置してしまったり。
お客様は覚えていないようですが、とりあえず危険なのでバッテリー交換修理をしていきます。
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端末を開く
まず底面に取り付けられた星型の「ペンタローブネジ」を取り外していきます。
このネジがあることによって、今回の膨張でも完全にパネルが開いてしまうことがありませんでした。
とても重要な部品です。
次に金属のヘラを差し込み、本体をゆっくり開きます。本体とパネルの間には強力な両面テープが取り付けられています。その為、金属のヘラを使用していますが、これを簡単に開いてしまったバッテリーはもっとやばいです。中を見なくてもパンパンに膨らんでいるのがわかります。
端末が開きました。この状態ではわかりにくいかもしれませんが、通常のバッテリーと比べたらかなり危険な程、膨らんでいます。
この角度からみると膨張してしまっているのが良くわかります。
パネルを取り外す
まず内部のコネクタカバーを取り外します。パネルを含めた全てのパーツのコネクタは基盤に集結されています。その集合地点を守っているのがこのコネクタカバーです。
そしてパネルのコネクタを抜き、本体からパネル本体を取り外します。
この時一緒にバッテリーのコネクタも抜き取ります。
バッテリーの移植
バッテリーというのは本体に両面テープでガッチリと固定されています。
そのテープをピンセットで引っ張りながら外していきますが、多少力を使うため、バッテリー本体はもちろん、他のパーツや基盤に注意しながら作業します。
これでバッテリーが取り外せます。
左が取り外した膨張バッテリーで右が新品のバッテリーになります。あまり膨張して内容に見えるかもしれませんが、全くスペースのないiPhoneの中でこれだけ膨らんでいたということを想像してみて下さい。
それにパネルを押し出す程のパワー。バッテリーは発熱や発火、爆発まであるので、この状態がかなり危険であることがわかるかと思います。
そして新しいバッテリーを本体に取り付けます。
これでバッテリーの移植作業は完了です。
全て戻す
まずパネルのコネクタを本体の基盤に取り付けます。
先程同様にバッテリーのコネクタも取り付けます。
そしてコネクタカバーを取り付けます。
これで内部の作業は完了します。
最後に端末を閉じ、底面のネジを戻せばiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理が完了致します。
最後までご覧頂きありがとうございました。
チェックとあとがき
電源を入れ、確認すると問題なく動作し、最大容量も100%になっています。
今回はiPhoneXのバッテリー交換修理を紹介させて頂きました。このようなケースはとても危険で誰しも起こり得るため、十分に注意しなければなりません。iPhoneのバッテリーは高性能なバッテリーを使用していますが、ある弱点が危険に繋がってしまいます。その弱点は温度です。極端に低かったり、極端に高い温度ではすぐにダメになってしまいます。この前のバッテリー膨張の原因は海で行った際に直射日光の当たる場所に長時間放置したことでした。なお温度は安全でも温度差にも気をつけなければなりません。冬の外から暖房の効いた部屋に入るなどを繰り返しているとバッテリーにかなり負荷が掛かってしまいます。
バッテリーには十分気をつけて使用するようにしましょう。
iPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?
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