充電の減りが早いと感じたらバッテリー交換!iPhone「アイフォン」8のバッテリー交換修理事例
- 2021.07.01
- 2021.08.04
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです。
本日は江東区にお住まいのE様からアメモバ東京上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」8のバッテリー交換修理依頼がありました。
経緯としましては数ヶ月前から半日持たない程、劣化してしまったiPhone8ですが、ある日劣化具合が確認できるという記事を目にし、確認してみると、なんと78%とかなり劣化しており、修理を決意したとのことです。
バッテリーは他のパーツと違い、使用している限り必ず劣化してしまいます。特に、劣化がかなり進んでいくと充電の減りだけではなく、別の不具合の「強制再起動」や「突然シャットダウン」の症状に繋がります。
そこからシステムのパンクやショートを起こしてしまい、データが完全に消えてしまったなんて事例もあるくらいです。それだけ、基盤やシステムに影響が大きいからこそ、劣化してきた時点で交換する事がかなり重要です。
パネルを取り外す
まずは端末を開き、内部状況について確認する必要があります。
開くとバッテリーが大半のスペースを使用しているのがわかります。
iPhoneの全ての動力源であるため、それだけの負担を考えると”バッテリーは消耗品”という事が良くわかります。
写真のようににパネルは複数のコネクタで本体に接続されています。
そのため開きすぎたり、粗い作業をするとコネクタが切れてしまい、液晶に影響が出たりホームボタンや指紋認証まで使えなくなる場合があります。
それだけiPhoneというのは精密に作られており、至る所に地雷があるという事です。
これで完全にパネルを取り外す事ができます。
パネルは一時保管しておきます。
バッテリーを付け替える
バッテリーの取り外しは少ない手順で出来ますが、かなり劣化してしまっているため注意しながら取り外していきます。
方法としてはバッテリーに取り付けられた両面テープを引っ張りながら取り外すだけですが、途中で切れてしまう事も多く、その場合は軽くバッテリーをめくりながら取り外していく必要があります。
今回の劣化具合でそれを行うことは危険なのでゆっくり慎重にテープを引っ張っていきます。
これでバッテリーを取り外す事が出来ます。
あとは新しいバッテリーを用意して本体に取り付けていきます。
この位置関係も重要で少しでもズレているとコネクタが合わず、ソケットに取り付ける事が出来なくなってしまいます。
バッテリーを取り付ける前に先にコネクタだけ取り付けてしまえば良い話ですが、実はそれがあまり良くなく、バッテリーという電力を分解中の基盤に送るのはかなり危険です。
コネクタを取り付けずに感覚で合わせながら取り付け、バッテリーの付け替えは完了します。
全て戻す
まず最初に保管しておいたパネルを戻していきます。
パネルもバッテリー同様に基盤のソケットにはめ込むタイプのため、指などで位置を合わせながらゆっくり接続します。
最後に底面のネジを戻します。これは冒頭では紹介出来なかったですが、パネルと本体を内部で固定しており、普通に落とした程度では外れたりしません。しっかりと内部を密封するために必要なパーツです。
これでiPhone「アイフォン」8のバッテリー交換修理は完了します。
最後までご覧頂きありがとうございます。
チェックとあとがき
電源を入れ確認すると問題なく点き、動作や蓄電時間も正常です。もちろんバッテリーの最大容量は100%になっています。
今回はiPhone「アイフォン」8のバッテリー交換修理事例を紹介させて頂きました。
iPhoneに使用されている「リチウムイオン電池」というのは、様々なバッテリーの種類において、かなり高水準のバッテリーであり、高出力の高い蓄電能力を持ちます。そのため、多くのスマートフォンやタブレットに使用されていますが、デメリットとしてかなり早いペースで劣化してしまう事です。
使用期間でいうと、1年半から2年程で不便と感じ始め、それを超えると冒頭でもご紹介させて頂いた、強制シャットダウンなどの不具合を起こす事が多いです。
何にせよバッテリーの劣化は端末に悪影響であるため、劣化を感じ始めた時点で交換し、今の携帯やデータを大事にしましょう。
万が一ご自身の携帯の劣化具合が気になりましたら「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」からご確認ください。
一般的な交換時期としましては83%前後が目安とされています。
iPhone「アイフォン」8のバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?
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