バッテリー残量を気にせず快適に動画や音楽を視聴したい!iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理事例
- 2021.07.03
- 2021.08.04
皆さんこんにちは、iPhone修理のアメモバです!本日は千代田区にお住まいのO様からアメモバ東京上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理依頼がありました。
経緯としましては2年半以上使用している端末で、動画や音楽を聞いてる際のバッテリーの減りの早さに違和感を感じたとの事でした。通勤、通学の際やお出かけの際などに、突然お使いの端末がバッテリー切れを起こしてしまっては不便ですよね。お越しいただいた際に、症状を詳しくお聞きしたのですが、朝、フル充電の状態で通勤途中に音楽を聞いたり、動画を見ていると、100%から60%台までぐんぐんと減ってしまい、残り30%台になるとさらに減りが早くなり、突然シャットダウンしてしまう事もあるとのことです。お持ち頂いた際に確認してみると、バッテリーの最大容量はなんと69%でした…。これは通常の劣化よりもかなり劣化しており、通常に使用する事すら難しいほどです。バッテリーの最大容量とは新品と比較した際に、現在のバッテリーがどれくらいの能力しかないかを示しており、通常の交換時期は80%前後と言われています。この事から、この端末がどれだけ劣化しているか分かると思います。
※最大容量の確認方法と致しましては「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」から確認が行なえます。バッテリーの劣化は充電の減り以外にも影響を与えます。劣化した状態のまま使い続けているとバッテリーが膨張してしまい、パネルが浮いてくるなど、システム・基盤にまで影響を与えてしまうため、早めに修理していきたいと思います。
早速やっていきましょう!
端末を開く
まずは本体下部分の星型ネジを外していきます。このネジは、かなり小さいですが内部でパネルと本体をしっかり固定してくれている、とても重要な部品です。
ネジを外したら、パネルと本体を外すため、薄い金属ヘラを使って外していきます。パネルと本体の間には強力なテープが貼られているため、ゆっくりと外していきます。勢いよく差し込んでしまうと、内部に傷を付けてしまうので慎重に…。
端末を開くことが出来ました!ですが、ここでパネルから手を離してはいけません。本体とパネルは薄いコネクタで繋がっている為、手を離して90度以上開いてしまったり、この状態のままで作業を続けると、コネクタが切れてしまう可能性がある為、安全のためにもパネルを必ず取り外す必要があります。
まずは、コネクタをガードするコネクタカバーのネジを取り、カバーを取り外していきます。切れてしまったり、傷つけてしまわないように慎重に行います。
ネジを取り外し、カバーをピンセットで取り外すと、コネクタが現れました!コネクタカバーは落としてしまったりなど、何らかの衝撃でコネクタが外れてしまわないように付けられています。そっとコネクタを取り外して…
コネクタを全て取り外すと、ここでやっとパネルと本体が取り外せるようになります!
バッテリーを取り外す
パネルは置いておき、バッテリーの交換修理に入っていきましょう。バッテリー交換をするにあたって、まずは古いバッテリーを取り外さなくてはなりません。バッテリーは強力な両面テープで、本体にしっかりと固定されているため、ピンセットで引っ張りながら取り外していきます。この両面テープを外すときは、多少力を使うためテープが切れてしまわないよう、程よい力加減で取り外していきます。両面テープが取れ、古いバッテリーが取り出せました!古いバッテリーを取り外したら、新しいバッテリーを入れていきましょう。新しいバッテリーに両面テープを貼り付けていきます。両面テープを貼り付けたら…、本体のコネクタ位置と合わせるように、付けていきます。
全てを戻す
バッテリーを新しく取り付けたら、コネクタやパネルなども元に戻します。そっと、傷を付けてしまわないように…。
最後に最初に外したネジを取り付けたら、バッテリー交換修理は完了です!バッテリー交換だけとはいえ、精密機器のため、修理はとても繊細な作業となります(汗)
チェックとあとがき
修理が終了し、電源を入れてみると問題なく点きました!バッテリーの状態の部分にはサービスの表示がなくなっています。
最大容量も100%になっていますね!今回はiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理を紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?バッテリーが劣化してしまうのは、リチウムイオン電池を使用している以上、仕方ありません…が、劣化を遅らせる方法はいくつかあります。
例えば、充電完了された状態のまま充電器を挿しっぱなしにする過充電を行わない事や、
直射日光に長い間置いておかない、など少しのことを心がけるだけでもバッテリーの持ちは変わってきます。
詳しいiPhoneのバッテリーに関してはこちらの記事をご覧ください。
冒頭でも少し説明させて頂きましたが、バッテリーの交換時期は大体最大容量が80%前後と言われています。
ただもちろんそれは人それぞれで、70%台で困らない方もいれば90%前後で劣化を感じる方もいます。
最大容量80%というと使用期間1年半から2年程ですが、万が一それくらい使用している方は一度最大容量を確認してみてはいかがでしょうか。iPhone修理のアメモバでは電話やメールでの相談も受け付けておりますので、お気軽にご連絡下さい!
iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?
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