バッテリーの劣化による強制再起動??iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理事例

バッテリーの劣化による強制再起動??iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理事例

  • 2021.07.29
  • 2021.08.04

iPhone7のリンゴマークが表示される

皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!

本日は葛飾区にお住まいのY様からアメモバ東京上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理依頼がありました。

経緯としましては数ヶ月前に残り10%から急に再起動し、点くと4%になっていた事があったそうで、その後それ以外の不具合は起きなかったですが、充電の減りもかなり早くなってきたのでバッテリーの劣化を感じ、修理依頼して頂きました。

このような再起動して充電が減っているというのは実は少なくありません。今回のお客様は一度だけと仰っておりましたが、数ヶ月後には何回も再起動を起こすまで劣化していると断言出来ます。というのもバッテリーの強制再起動や突然シャットダウンなどの症状は明らかにバッテリーが劣化した時に起きるもので、時間を置いて良くなるということはあり得ません。一度起きた事は何度も高頻度で起きます。

特にバッテリーからの強制的な電源の操作はシステムにもあまり良いとは言えず、バッテリー劣化の放置によるリンゴループという事例も聞きます。

そうなる前にバッテリーの劣化を感じた時点で修理する事で強制再起動や突然シャットダウン、さらにリンゴループなどの症状も事前に防ぐ事が出来ます。

それではiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理やっていきましょう。

パネルを取り外す

iPhone7の端末を開く

まずは内部の作業を可能にするため、端末を開きます。

内部の基盤ソケットからバッテリーのコネクタとパネルのコネクタを取り外していきます。これはパネルを取り外すために必ず必要な作業ですが、バッテリーのコネクタまで取り外す理由としては先程ご説明した通りバッテリーという電源の与える影響はかなり大きいため、たとえ電源を切っていたとしても少量の電気が残っていた場合、その状態で他の作業を行うのはとても危険です。

下手すると基盤のショートまで繋がります。

iPhone7のパネルコネクタを取り外す

そしてコネクタが取れたことにより、パネル本体を完全に取り外す事が出来ます。

パネルはこのように少ない手順で取り外す事が出来ますが、逆にそれ以外で取れちゃったなんて事はボロボロではない限り絶対にあり得ません。

それだけiPhoneの密封性が保たれています。

バッテリーを付け替える

iPhone7のバッテリーのテープを掴む

バッテリーは端末を開いた際にも見えたと思いますが、端末の左側に両面テープで固定されています。

実はこの両面テープはかなり頑丈で、あまり傷や衝撃など与えられないバッテリーとは相性が少し悪いです。というのもバッテリーは可燃性の物質で作られており、少し穴が空いたりするとすぐにそれが漏れ出します。

特に劣化したバッテリーではもっと危険で、発火や発熱、爆発などといった事例も少なくありません。

iPhone7の両面テープを引っ張る

このテープの1番安全な取り外して方は写真のようにピンセットでゆっくりと引っ張る事です。

ただもちろん途中で切れてしまう事もあるため、その際に反動で周りのパーツや基盤に接触しないようにだけを意識します。

iPhone7の場合、計2本のバッテリーテープが取り付けられているため、全て取り外すことで、バッテリーを本体から完全に取り外す事が出来ます。

iPhone7に新しいバッテリーを取り付ける

そして新しいバッテリーを用意し、本体に取り付けていきます。

これでバッテリーの付け替えが完了します。

全て戻す

iPhone7のパネルのコネクタを戻す

まずは最初に取り外したパネルを本体に戻していきます。

戻すといってもコネクタを基盤のソケットに取り付けるだけですが、これがかなり重要で、パネルのコネクタというのはとても薄く、切れやすい素材になっており、少しでも負荷がかかると簡単に切れてしまいます。

そのため、なるべく負担をかけないようにゆっくりと一発ではめ込むのがコツです。この時にバッテリーのコネクタも取り付けておきます。

iPhone7の底面ネジを戻す

そして端末を閉じ、冒頭では紹介出来なかった「ペンタローブネジ」という底面ネジを戻せばiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理が完了します。

最後までご覧頂きありがとうございました。

チェックとあとがき

iPhone7のバッテリー最大容量を確認する

電源を入れると問題なく点き、バッテリーの最大容量は100%になっています。

今回の症状は少し確認が難しかったですが、とりあえず今のところ問題はないため、お客様にお渡しして今後何か不具合が起きた場合、保証期間内であれば無償で対応することも伝えてあります。

今回はiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理を紹介させて頂きました。バッテリーの劣化は皆さんの知らない内にどんどん劣化していきます。特に注意して使用していても使用している限りは必ず劣化してしまいます。

こればかりは仕方がなく、今のスマートフォンのほとんどのシェアを占めているリチウムイオン電池がデメリットとして抱える大きな課題でもあります。
リチウムイオン電池に関する詳しい記事はこちら↓

なぜiPhoneを始め、ほとんどの電気設備はリチウムイオン電池を使用しているのか?

万が一バッテリーの劣化具合が気になる方は先程出た、バッテリーの最大容量を確認して見てください。

これはバッテリーが新品と比べてどれだけ劣化しているかを確認することができ「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」から確認ができます。万が一これが80%前後だと交換した方が良いかもしれません。

使用期間にもよりますが、あなたの携帯がかなり劣化していることを示しています。もちろんバッテリー以外でもiPhone修理に関する事から全てアメモバにお任せください!

iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?

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