充電が全然溜まらずに再起動してしまう超劣化したiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理事例

充電が全然溜まらずに再起動してしまう超劣化したiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理事例

  • 2021.07.27
  • 2021.08.04

アイフォン7の再起動

皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!

本日は江東区のI様からアメモバ東京上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理依頼がありました。

経緯と症状

経緯としましては1年前使用していたiPhone7を友達にあげる事になり、データ消去の作業をしようとしましたが、まともに充電が持たず定期的に再起動してしまうとの事です。

念の為ネットで検索してみるともしかするとバッテリー交換で治るという記事を目にし、かなり古い機種であったことから、ある程度バッテリーも劣化していると判断し修理依頼して頂いたそうです。
こちらのお客様は事前にお電話で症状とお見積もりを頂いており、実際に持ってきて頂いた際に確認してもバッテリー交換で治る可能性が高いと判断させて頂きました。

最大容量を確認すると70%とかなり劣化していました。恐らく使用期間は4年以上だと思われるため、ここまで劣化してしまっているのは必然かもしれません。

バッテリーの劣化はとても危険で軽い衝撃でも簡単に壊れてしまい基盤までショートしてしまう可能性があります。

それではまず電源を切りiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理やっていきましょう

パネルを取り外す

アイフォン7を開いて確認する

まずいくつかの手順を進み端末を開いていきます。

青いヘラで指している、内部のスペースをほとんど使用しているものがバッテリーになります。確認しなくともかなり劣化しているのが状態でわかります。

ただ長期間使用している端末によく見られる内部のゴミやチリなどを見受けられません。さらに少量の水が入ったような跡もないため、バッテリー交換をするだけで正常に戻ると思われます。

そういったチリなどはバッテリー交換後も劣化が早く本体の不具合や故障に繋がります。万が一あった場合には綺麗に拭き取ります。

アイフォン7のブラケットを取り外す

そして内部のパネルのコネクタを固定しているコネクタカバー「ブラケット」を取り外します。

このカバーは落とした際の衝撃でコネクタの接続部分が外れてしまったり何かしらの不具合が起きることを防ぐために取り付けられており、iPhoneのコネクタは全てこのようなカバーパーツで守られています。

アイフォン7のパネルを取り外す

あとはバッテリーのコネクタ、パネルのコネクタを取り外せばパネル本体を取り外す事ができます。

パネルのコネクタはとても切れやすく、注意して取り扱う必要があります。

バッテリーを取り外す

アイフォン7の両面テープで固定する

iPhone7のバッテリーは2本の両面テープで本体に固定されています。

その両面テープが写真のように表面まで出てきている部分があります。

その箇所をピンセットでめくっていきます。

アイフォン7の両面テープを引っ張る

そしてそのまま引っ張ると両面テープが伸びながら剥がれていきます。

ただこの両面テープはとても切れやすく、ゆっくりと慎重にただ引く力は維持したまま取り外していく必要があります。

さらに万が一切れた際にその反動で他のパーツを傷つけてしまうと二次災害が起きてしまうため、引く場所も注意しながら行います。

アイフォン7のバッテリー本体を取り外す

それにバッテリー周辺パーツもそうですが、バッテリー本体ももちろん危険です。

バッテリーの内部に入っている物質が可燃性であるため少しの穴や傷が端末の故障だけでなく、発熱や発火に繋がりとても危険です。

特に電気が少しでも残っているとそれが着火剤となり取り返しのつかないことになってしまいます。

以上のことを注意すればバッテリーは少ない手順で取り外すことが出来ます。

全て戻す

アイフォン7のバッテリーを取り付ける

新しいバッテリーを用意し、本体に取り付けていきます。

取り付けの際、注意すべき点として本体の基盤のソケットに合うようにバッテリーを取り付けて行く必要があります。

この時点で位置を間違えてしまうと一度取り付けたバッテリー両面テープを再度剥がして取り付ける事になってしまうため、必ず位置を合わせてから取り付けます。

ただバッテリーは基本として最初に取り外し、最後に取り外す必要があり、理由はバッテリーは全てのパーツに電気を流しており、途中で他のパーツを切り離すとシステムまたはパーツがショートしてしまう可能性があるからです。そのため、取り付けまではいきませんが近い所で位置をあわせるのがポイントです。

アイフォン7のパネルを戻す

あとは最初に取り外したパネルを戻していきます。

パネルのコネクタを戻し、先程説明した通りバッテリーのコネクタを最後に戻せばコネクタは全て取り付けられました。それからコネクタカバーのブラケットを戻せば内部の作業は完了になります。

チェックとあとがき

アイフォン7のバッテリー容量を設定から確認する

端末を閉じ、電源を入れて確認します。

問題なく点き、バッテリーの最大容量も100%になっています。もちろんその他の動作も問題ありません。

これでiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理が完了致します。

最後までご覧頂きありがとうございました。

アイフォン7のバッテリー本体を取り外す

今回はiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理を紹介させて頂きました。

バッテリーはある程度劣化してしまうと充電の減りだけではなく、様々な不具合を起こしてしまいます。それにその不具合が原因で、データの消去や端末自体が完全に使用出来なくなる可能性も十分にあります。

もちろん対策はあり、当たり前かもしれませんが、バッテリーがある程度劣化してしまったら交換修理をする事です。あとは充電時の扱いや水分などに気をつければバッテリーが故障してしまうことはまずありません。劣化のスピードを落とすには過充電などを気をつける事なども重要です。例えば夜寝る前に充電していると朝まで100%状態でずっと充電されている事になります。

ただその過充電がまさにバッテリーの劣化を早めてしまいます。もちろん仕方ない事もありますが、意識するだけでも数年立てば全く違う結果になっているでしょう。

万が一バッテリーの劣化具合や修理したほうが良いかの判断だけでもアメモバにご相談頂ければ最善を尽くして対応させて頂きます。iPhone「アイフォン」の事なら全てアメモバにお任せ下さい!

iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?

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