充電の持ちが悪くなったら確認しておきたい「2つのポイント」iPhone「アイフォーン」6sのバッテリー交換修理事例

充電の持ちが悪くなったら確認しておきたい「2つのポイント」iPhone「アイフォーン」6sのバッテリー交換修理事例

  • 2021.07.05
  • 2021.08.03

皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!

本日は港区にお住まいのK様からアメモバ東京上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」6sのバッテリー交換修理依頼がありました。

経緯としましては、ここ数ヶ月で充電の減りが明らかに早くなり、一日はおろか半日すら持たなかったとのことです。今回のお客様のように充電の減りが早くなった際に、確認しておくべきポイントをご紹介致します。

ポイント

バッテリーグラフ

アイフォン6sのバッテリーグラフを確認する

iPhoneの「設定」→「バッテリー」から、写真のようなグラフが確認出来ます。これは何時から何時にかけてどれくらいのバッテリーを消費したかを記録している機能で、下にスクロールするとアプリごとに使用した%がひと目で確認出来ます。

これにより、例えば閉じていても機能する位置情報サービスなど、バッテリーを余計に消費してしまっているアプリが判断出来るという訳です。

しかしこれはバッテリー本体に問題がないことが条件であり、バッテリー自体が劣化していた場合は、全てのアプリが相対的に減っているため、判断がつきません。さらにアプリなどの問題ではない可能性の方が高いでしょう。

バッテリー最大容量

iPhone6sのバッテリー最大容量を青いヘラで指す

この確認は完全に、バッテリーの劣化を視野に入れています。

というのも今回修理依頼頂いた端末というのが「iPhone6s」でした。iPhone6sは発売から数年経過しており、お客様いわく、購入してから4年程経っており、バッテリー交換もしたことがないとのこと。

これはバッテリーの劣化を真っ先に疑う以外ないため、ポイント2で確認してしまいます。

そもそもバッテリーの最大容量とはなにか?少しややこしくなりますが、iPhoneの新品のバッテリーを100%まで充電した時は100%分の能力があります。これは当たり前ですね。ただ長い間しようしているとバッテリーはどんどん劣化していきます。すると現在の100%は最初の何割の能力しかないか?ということになってきます。これが「バッテリーの最大容量」です。今回のiPhone6sのバッテリー最大容量は、なんと70%!新品のバッテリーの7割程の力しかありません。

一見まだ大丈夫なように思えますが、一般的な交換時期が80~83%前後と言われているため、どれだけ劣化してしまっているかがわかります。

今回のiPhone6sは明らかにバッテリーの劣化によって充電の減りが早くなってしまったのでしょう。

それでは実際に交換していきます!

パネルを取り外す

iPhone6sの端末を開く

まずは端末を開き、内部状況について確認する必要があります。

開くとバッテリーが大半のスペースを使用しているのがわかります。

iPhoneの全ての動力源であるため、それだけの負担を考えると”バッテリーは消耗品”という事が良くわかります

iPhone6sのコネクタをヘラで取り外す

そのため開きすぎたり、粗い作業をするとコネクタが切れてしまい、液晶に影響が出たりホームボタンや指紋認証まで使えなくなる場合があります。

それだけiPhoneというのは精密に作られており、至る所に地雷があるという事です。

iPhone6sのパネルを取り外す

これで完全にパネルを取り外す事ができます。

パネルは一時保管しておきます。

バッテリーを付け替える

iPhone6sのバッテリーテープを確認する

パネルはコネクタを抜く事で取り外せましたが、バッテリーはそれ以外にも固定しているものがあり、それが写真の両面テープです。

今、端末は逆さになっており、このテープはiPhone6sの場合、2本のテープが取り付けられており、かなり強力に固定されています。

劣化したバッテリーは穴や傷がつくだけでも危険なため、しっかりとした方法で取り外していく必要があります。

iPhone6sのバッテリーテープを引っ張る

その両面テープをピンセットで巻きながら写真のように引っ張っていきます。

少しずつ内部からバッテリーを本体の間のテープが抜けていき、取り外す事が出来ます。なおこの作業は少し力を使いながら引っ張っているため、途中で切れてしまう事もあり、その反動で周辺パーツに傷がついてしまう可能性があります。

そのため、気持ち上の方に引っ張る感覚で作業していきます。

iPhone6sのバッテリー本体を取り外す

これでバッテリーを本体から取り外す事ができます。

バッテリーの内部に入っている物質が可燃性であるため少しの穴や傷が端末の故障だけでなく、発熱や発火に繋がりとても危険です。

そのため、適切な方法で処分します。

iPhone6sのバッテリーを取り付ける

新しいバッテリーを用意し、本体に取り付けていきます。

取り付けの際、注意すべき点として本体の基盤のソケットに合うようにバッテリーを取り付けて行く必要があります。

この時点で位置を間違えてしまうと一度取り付けたバッテリー両面テープを再度剥がして取り付ける事になってしまうため、必ず位置を合わせてから取り付けます。

これでバッテリーの付け替えが完了致します。

全て戻す

iPhone6sのパネルを戻す

まず最初に取り外したパネルを本体に戻していきます。

iPhone6sの場合、液晶のコネクタ2本の他に、パネルに取り付けられたパーツが1本あるため、計3本のコネクタを基盤に取り付けます。

そしてバッテリーのコネクタを最後に戻します。

iPhone6sの底面ネジを戻す

最後に底面のネジを取り付ければiPhone「アイフォン」6sのバッテリー交換修理が完了致します。

最後までご覧頂きありがとうございました。

チェックとあとがき

iPhone6sのバッテリー最大容量を確認する

電源を入れ、確認すると問題なく100%になっており、少なくとも数分確認した限りでは、充電の減りも問題なさそうです。もちろん持ち帰ってから、なにか不具合が起きた場合には無料で対応させて頂きます。

今回はiPhone6sのバッテリー交換修理を紹介させて頂きました。バッテリーというのはスマートフォンにおいて大黒柱のようなもので、少しでも不具合を起こせば、簡単に基盤やシステムをショートさせてしまうほどの力を持っています。だからこそ、ある程度劣化して、不具合がいつ起きてもおかしくない状態で使用し続けるのはかなり危険です。

アメモバは常に地域最安値を目指して修理に取り組んでいるため、少しのお悩みでもiPhoneに関することでしたら、iPhone修理のアメモバにお任せください!

iPhone「アイフォン」6sのバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?

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