お風呂に持ち込むのは危険!iPhone「アイフォン」XSの水没修理も即日!
- 2021.07.23
- 2021.08.02
本日、茨城県龍ケ崎市T様よりアメモバへiPhone「アイフォン」XSの水没修理依頼がありました。
お持ち頂いた時には電源が入らない状態で、原因がわからないとのことでした。お話を伺ってみると、お風呂に持って入るそうで、水没の可能性があるなと思い開けてみると内部に水滴があり、水没の判定シールも白色から赤色に変わっていました。水没修理で端末が復旧するかしないかは修理をしてみないとわからないのと、一度基盤が濡れてしまうとその後故障のリスクが高いので使い続けるのには向いていない修理になります。今回のようにバックアップができない状態になってしまい、中のデータが必要という方にオススメの修理となります。
では早速、基盤を外す工程をざっくりご紹介します♪
目次
iPhone「アイフォン」XS水没処理修理工程
1、プレートを外す
基盤を覆っているプレートを外します。プレートを外したら、基盤に電気が流れないようにするためにバッテリーのコネクタを外します。
2、基盤を固定しているネジを外す
基盤を取り出すため、基盤を固定しているネジを全て外します。
3、SIMカードトレーとカメラを外す
SIMカードトレーを取り出さないと基盤を外すことができないので取り外します。その後、基盤に繋がっている全てのコネクタを外します。カメラはレンズの内部に水が入り込んでいる可能性があるため取り外し、SIMカードと共にきっちり乾燥させます。
3、基盤を取り出す
全てのネジ、コネクタを取り外したことを確認して、基盤を取り出します。
4、スピーカーを外す
本体下部右側にあるスピーカを外します。
スピーカーを外すと、バイブレーションや3Dタッチの役割があるタップティックエンジンというパーツも取り外すことができます。
5、洗浄
取り外した基盤を専用の洗浄機で洗浄します。スピーカーやタップティックエンジン、カメラなど取り外したものを含めて基盤に繋がっていた全てのコネクタを洗浄液で洗浄します。
6、乾燥
洗浄した全てのパーツを乾燥させます。
7、点検
乾燥し終えたパーツ・基盤を元に戻し、電源がつくかどうかや他のパーツに異常がないかどうかなど調べます。この時点でやっと復旧できるかどうかがわかりますので、最終的なお見積りはこの時点でお伝えできます。例えばタッチはできるけど液晶に水が染み込んだあとがあった場合、画面交換をするかどうかをお客様にご判断頂き、ご指定頂いた場所のみ修理することができます。
チェックとあとがき
今回の作業は約80分で完了し、無事に起動することができました♪ バッテリーの交換が必要となったため、料金と時間は水没処理修理時間にプラスバッテリー交換の料金と時間となりました。
Apple Watch「アップルウォッチ」は大々的につけて泳げる等宣伝をしていますが、iPhone「アイフォン」はパシャっと水がかかっても内部に入りにくくなった程度の生活防水です。何年もお風呂にそのまま持ち込んで今まで使ってきたけど全然大丈夫という方や、You Tubeで水に入れてたけどなんともないのを見たから大丈夫という方が多くいらっしゃるようですが、果たして本当にそうでしょうか?確かにAppleのホームページにも水深何メートルまで耐水と書いてあります。ですが、少なくとも日々iPhone「アイフォン」を修理して愛着がある者にそういった危険な行為をする者はいないでしょう。突然端末が故障した場合、水没が原因かもしれませんのでお早めに修理店にお持ち込み下さい。
iPhone「アイフォン」XS水没処理修理時間
基盤洗浄、乾燥、点検で最短80分頂きます。
iPhone「アイフォン」XS水没処理修理料金及び店舗情報
iPhone修理のアメモバ 店舗情報及び修理料金はこちらからご確認できます。