iPhone7 充電ができない!ドックコネクタ交換修理事例
- 2021.07.04
- 2021.08.02
こんにちはiPhone修理のアメモバです。今日は神戸市内からお越しのY様より、充電ができたりできなかったりしていたが、今朝とうとう全く充電できなくなってしまい修理できますか?とアメモバに修理依頼がありました。
目次
iPhone「アイフオン」7 受付開始
バッテリーが無い状態でしたので点検は問診のようにお尋ねすることになります。
iPhone「アイフオン」7修理手順
ステップ①交換前に充電をテストします
何種類か充電ケーブルを変えて、充電ケーブルの差し込み口のクリーニングを試みてみました。全く充電できない訳ではありませんが、やはり接触がとても悪く、充電ができたりできなかったり。安定して充電ができないので、お客様にご報告して充電口(ドックコネクタ)を交換修理することになりました。
ステップ②まずフロントパネルの2本の星ネジを外す
iPhoneはシールだけでなく、底部にしっかりとしたネジが2本付いていて、フロントパネルの裏のパーツの上部の爪と星ネジ、特にiPhone7からは防塵防水シールの強い粘着でパネルを密着させています。ネジは星形のiPhone修理専用ドライバーで外していきます。
ステップ③iPhone本体を開く
画面と本体の間には防塵防水シールがついていますのでヒートガンで1-2分温めます。薄い開口工具で少し開けて本体に傷をつけないよう慎重にゆっくり外します。コネクタを傷つけないように開く時はiPhoneの箱などで支えて90度以上開かないように注意します。
ステップ③フロント画面の接続部分を外す
開きましたら、次はバッテリー、フロントパネルを繋ぐコネクタの固定プレートを外し、接続部分をプラスチックでできている専用工具で外します。
次に同じように、上部にある、近接、インカメラ、イヤースピーカー、環境光センサなどのコネクタを外します。こちらも固定プレートをまず外してから、接続部分をプラスチックの工具で外します。
ステップ④古いドックコネクタを外す
ドックコネクタのパーツは意外と大きく(充電口だから簡単に交換できるものとよく思われますが…)、マイクや、Wi-Fiアンテナなども一緒にセットになっているパーツです。そしてこれは背面裏にシールとネジで止められています。基盤にももちろん接続されています。その周辺のあらゆるパーツを外してからやっとドックコネクタを外すことができます。
周辺パーツとして、気圧ベント、マナーモードの部品、スピーカー、リアカメラ、Wi-Fiパーツ2ヶ所、SIMトレーなどを外し、最後にドックコネクタを外します。今回はバッテリーも一緒に交換しましたので、中の部品はほとんど何も無くなりました。
iPhoneはネジの長さ、太さが様々です。ドライバーも4種類必要になります。特に+ドライバー以外はiPhone専用のドライバーになります。 戻す時のために各パーツ付近にネジを置いていきます。(ネジがシールや他のパーツに隠れていることもあります)
ステップ⑤新しいドックコネクタを装着する
全て外してから、新しい充電コネクタを取り付けます。少しずれていてもコネクタ接続部分が合わなくなるので、基盤と先に取り付けておきます。接続部分には剝がしたシールくずなどつきやすいので、よく点検して見てから接続します。
ステップ⑥フロントパネルを戻して点検
フロントパネルを元に戻して点検をします。iPhoneは一つのパーツに色々なパーツが附属していることが多いです。この充電コネクタもそうです。電話で放す時のマイクもついています。電話をかけてみてテストします。お客様にも指紋認証などご確認いただきました。修理完了です!
iPhone「アイフオン」7充電コネクタ交換修理料金
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iPhone「アイフオン」7充電コネクタ交換修理時間
修理自体は70分で作業は終わりました。修理前テスト、修理後点検を含めて修理時間は90分でした。
スタッフより
今回のお客様は、よくお料理の時にiPhoneをキッチンに置いて使われていたそうです。全体的に油汚れのようなベタベタ感と充電口の中も汚れがありました。充電口にも油汚れが入り込んだのかもしれませんね。キッチンは油や水など危険がいっぱいなので、iPhoneを長く故障せずに使うためにキッチンで使う時は防水カバーなどでカバーするのもいいかもしれませんね。