愛用中のiPhone「アイフォン」6sのバッテリー交換修理事例
- 2021.07.11
- 2021.08.03
こんにちは!iPhone修理のアメモバです。
本日は小金井市のG様からアメモバ東京上野店へiPhoneのバッテリー交換修理依頼が郵送でありました。
iPhone修理のアメモバでは直接のご来店が難しい方に向けて、郵送での修理も承らせていただいております。
郵送修理につきましては下記リンク先のページから御覧ください。
修理を依頼するまでの経緯
今回修理を行っていくのは、2015年9月に発売されたiPhone「アイフォン」6sになります。
利用されている方の中には、5年以上使われている方もいらっしゃるかと思います。
長く1つの機種をご使用されることにより、端末の劣化はもちろん内部のパーツ等の劣化も完全に防ぐことは出来ません…。
主に劣化してしまうパーツといたしましては、液晶とバッテリーが挙げられるかと思います。液晶は劣化してしまうと液晶焼けやドット抜けなどに繋がり、バッテリーの劣化に関しましては充電の持ちが悪いなどの症状に繋がります。
iPhoneに使用されているリチウムイオン電池については上記のURL先にて記事を書かせていただいております。
リチウムイオン電池は劣化しやすい電池のため、使用方法によっては早く劣化してしまうことも少なくありません。
とは言え、劣化する前に端末を交換してしまえば良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、端末を交換するとは言えスマートフォンの機種変更などにもお金はかかりますし、決してお安い値段ではありません…。端末の形などが気に入っており、長くご使用される方もいらっしゃれば新作の端末が登場次第に変更される方もいらっしゃると思います。
どちらの場合でも、ご使用される間は端末を快適に使用するためにもなるべく劣化は防ぎたいものかと思います。
完全に端末や内部のパーツの劣化を防ぐことは不可能ですが、劣化自体を遅らせることは可能です。
- 1.温度変化の激しい場所や暑い場所に長時間放置しない
- 2.充電しながら使用し過ぎない
- 3.過充電しない
上記3つが大切になってきます。
充電の減りが早いからと言え、充電をしながら使用してしまうことも少なくないかと思います。ですが、バッテリー自体には負担をかけてしまう行為にはなってしまいます。
劣化の速度を早めてしまう原因としましてはお伝えさせていただいたもの以外にもございます。iPhone「アイフォン」6sともなるともう6年ほど前に発売された端末のため、最近のiOSバージョンへとアップデートすることにより、端末との相性が悪くバッテリーが熱を持つことも少なくありません。iOSは頻繁にバージョンが上がるため、最適な状態になるのを待つというのも1つではありますが、その間負担がかかってしまう事も少なくありません。
今回、修理依頼をされたお客様も劣化をなるべく遅くするために対策されながらご使用されていたとの事でした。実際にバッテリーの最大容量を確認してみると76%の表示がありました。
約2年ほどのご使用で80%前後の最大容量になるため、5年程ご使用されている端末の中ではかなり劣化は遅い状態かと思われます。70%前半に差し掛かろうとしている状態で、半日バッテリーが持たないという状態の為、今回修理をお願いしたいとの事でした。新しいバッテリーで快適に端末をご使用いただくためにも、iPhone「アイフォン」6sのバッテリー交換修理を始めていきましょう。
バッテリー交換修理
バッテリーの交換修理の内容といたしましては、バッテリーを交換するだけとなります。もちろん、端末を開いたり、古いバッテリーを取り外したり…という工程などはありますが、主な作業としては古いバッテリーを新しいものへと変更するのみです。
作業を行うためにも一旦パネルを本体から取り外します。どの修理においても必ずパネルは取り外す必要があります。
バッテリーを付け替える
バッテリーは両面テープで固定されているため、両面テープを巻取りながら取り外す必要があります。
ピンセットなどを使用し、クルクルと巻くように取り外していきます。
この両面テープは伸びる性質を持っているため、引っ張っては巻取り引っ張っては巻き取る…という形でテープを外していきます。力任せに引っ張ることによってテープが切れてしまう事もあるため、力加減も重要となってきます。
2本の両面テープを取り外す事ができたら、バッテリーが完全に取り外す事が出来ました。
新しいバッテリーを用意し、同じく両面テープを貼り付けます。
しっかりと元の位置へと固定します。
バッテリーを新しいものへと交換したらバッテリー交換修理は完了です。この後は取り外したパネルを再度取り付ける作業を行い、端末を元の状態へと戻します。
あとがき
バッテリーを付け替えるだけの修理のため簡単なようには見えますが、パネルと本体を接続しているコネクタを切断してしまわないよう注意しながら作業を行ったり、内部の基盤を傷つけてしまわないようにとバッテリーを取り外す際にも注意が必要となってきます。簡単な作業に見えて、修理しているものは精密機器になるため作業を行う際には気を張る場面がいくつかあります。
今回はiPhone「アイフォン」6sのバッテリー交換修理を紹介させて頂きました。
現在使用している端末のバッテリーの状態を確認したい!という方は「バッテリー」→「バッテリーの状態」→「バッテリーの最大容量」という項目から確認することが出来ます。※バージョンによっては確認が出来ない場合もあります。
是非一度、ご自身のバッテリーの劣化具合等を確認してみてくださいね。
iPhone「アイフォン」6sのバッテリー交換修理費用はどのぐらいかかる?
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