原因不明で突然電源が切れたiPhone「アイフォン」XSの水没修理も即日!
- 2021.07.24
- 2021.08.01
本日、千葉県流山市O様よりアメモバへiPhone「アイフォン」XSの水没修理依頼がありました。
お持ち頂いた端末は電源がつかない状態で、お客様いわくいつの間にか電源が切れていて、いくら充電をしてもつかないということでした。こうなってくると可能性が高くなってくるのがそう、水没です。水没っていうと、水にドボンと完全に落としたことを想像される方が多いかと思います。でも実際は、内部が濡れている状態を水没というので、例えば蒸気や湿気で中が濡れてしまっても水没ということになるのです。
では早速、修理工程をざっくりとご紹介します♪
目次
iPhone「アイフォン」XS水没処理修理工程
1、星ネジを外す
本体下部側面にある、星型のネジを外してiPhone「アイフォン」を開けます。
やはり内部は全体的に濡れていました。
2、バッテリーコネクタと画面のコネクタを外す
iPhone「アイフォン」を開けたらまずはバッテリーコネクタを外します。こうすることで、基盤に電気が流れずに安全に修理することができます。バッテリーのコネクタを外したら、次に画面から基盤に伸びているコネクタを外して画面と本体を完全に離します。
3、全コネクタを外す
基盤につながっている全コネクタを外します。
4、全ネジを外す
基盤を本体に固定しているネジを全て外します。
5、基盤を取り出す
コネクタとネジ、SIMトレーなどのパーツを取り外すと基盤を取り出すことができます。
6、本体に残っているパーツを外す
本体下部にあるスピーカーや3Dタッチの機能などがあるタップティックエンジンを外します。
7、洗浄
取り出した基盤を専用の洗浄液で洗います。本体に残ったコネクタや取り外したパーツも1つ1つ洗っていきます。
8、乾燥
洗浄し終えたパーツや基盤をしっかりと乾燥させます。
9、点検
復旧するようになったかどうか、バッテリーや画面等の交換が必要かどうか点検します。この時点で正確なお見積りをお出しすることができます。ここまででお時間約80分でした。
10、修理
今回はバッテリーがショートしているのと液晶がつかない状態でしたので、バッテリーと画面の交換修理となりました。
チェックとあとがき
修理後、映りやタッチなど液晶の点検、充電がたまるかなどのバッテリーの点検、機能が正常に使えるかなどのパーツの点検をしましたが、今の所特に問題ありませんでした。今回約110分で修理完了しました♪
電源が切れただけだと思って充電器をすぐつなぎたくなりますよね。でも故障の原因が水没だった場合、バッテリーがショートしてしまったり、基盤やコネクタが焦げて修理不可となってしまうこともあります。故障して電源がつかなくなった時は、充電する前に水没の可能性がないかご確認下さい。特にお風呂場での使用で蒸気や結露によって内部が水に濡れてしまったという事例が多くなっています。最新の機種でも普段から水没しないように気をつけて頂き、もし電源がつかなくなったり水没したかもとお心当たりがあったりしたら、すぐに当店にお持ち込み下さい!
iPhone「アイフォン」XS水没処理修理時間
基盤洗浄、乾燥、点検で最短80分頂きます。
iPhone「アイフォン」XS水没処理修理料金及び店舗情報
iPhone修理のアメモバ 店舗情報及び修理料金はこちらからご確認できます。