水没し起動しなくなったiPhone8の基盤洗浄で無事復旧
- 2021.07.23
- 2021.08.01
本日、千葉県松戸市I様よりアメモバへiPhone「アイフォン」8の水没修理依頼がありました。
お持ち頂いた端末は電源が入っておらず、お客様としては原因がわからないといった様子でした。お預かりして開けてみると
内部にはたくさん水が入っており、基盤洗浄のご説明をして水没修理となりました。よくよく聞いてみると、毎日お風呂に持って入るそうで、蒸気で内部が水没してしまったと考えられます。
では、ざっくりと修理工程をご紹介致します♪
目次
iPhone「アイフォン」8水没処理修理工程
1、星ネジを外す
本体下部側面にある星型のネジを外します。するとiPhone「アイフォン」を開けることができるようになります。
2、バッテリーコネクタを外す
まずは基盤に余計な電気が流れないようにするため、バッテリーのコネクタを外します。
3、画面のコネクタを外す
画面から基盤へと伸びているコネクタを外します。すると画面と本体を完全に離すことができます。
4、ネジ、コネクタを全て外す
基盤を本体に固定しているネジと、基盤に繋がっているコネクタを全て外します。すると基盤を取り出すことができます。
5、洗浄
機械専用の洗浄液で基盤を洗います。基盤につながるコネクタも洗浄液で洗浄します。
6、乾燥
洗浄後、約40分程かけてしっかりと乾燥させます。
7、点検
電源がつくか、パーツが壊れていないか確認します。ここまでしてやっと復旧するかしないか、他にパーツ交換が必要かなどがわかるというわけです。
チェックとあとがき
今回は画面に水が入って水たまりのようなシミになっており、若干見づらいもののタッチなどの操作ができるため、画面交換はせず、バッテリーはショートしてしまっていたのか元々弱っていたのか交換しないと電源がつかなかったため交換となりました。今回約95分で修理完了しました♪
水没してしまうと、その先も使い続けるのにはリスクが大きいためオススメできません。ただ、バックアップをとっておらずその端末にしかないデータが欲しいという場合には、その端末を直してからじゃないとデータを移したりすることができません。なので水没洗浄は基本的にはデータをとるための最終手段としてご案内しております。水没してしまった端末に諦められない大切なデータがありましたら、お早めにお持ち込み下さい!
iPhone「アイフォン」8水没処理修理時間
基盤洗浄、乾燥、点検で最短80分頂きます。
iPhone「アイフォン」8水没処理修理料金及び店舗情報
iPhone修理のアメモバ 店舗情報及び修理料金はこちらからご確認できます。