iPhoneの寿命伸ばせます。iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理事例

iPhoneの寿命伸ばせます。iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理事例

  • 2021.07.03
  • 2021.08.04

皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は中央区のS様からアメモバ東京上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理依頼がありました。

経緯と症状

iPhone7のバッテリー最大容量が75%

現在iPhone7を使っており、そろそろ寿命かなと感じていましたが新しい端末を買うのは少し勿体無く感じ調べてみると、バッテリー交換で充電も動きも変わるという記事を目にし、そこまで高額ではなかったため修理依頼したそうです。

iPhone7の場合4年程前に発売された機種で現在までバッテリー交換せずに使用していたとなるとかなり劣化してしまっている可能性があります。

「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」からバッテリーの最大容量を確認してみると75%とかなり劣化してしまっています。これは明らかに充電の減りが早く、動きが重くなるのも当然です。

そもそもなぜバッテリーの劣化が充電の減りだけではなく、動きに現れるかというと電力が関係しています。劣化したバッテリーは途中で送る電力を中断してしまったり、少なくなってりします。そのせいで端末が”いきなりシャットダウン”したり、今回のような動きが重い症状が出てしまいます。もちろんバッテリー交換で正常に使用でしょう。

それではiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理やっていきます。

パネルを取り外す

iPhone7の端末を開き固定する

まずパネルを90°に開きます。これはパネルが接続されているコネクタがあり、90°以上開くとコネクタに傷がついてしまう為、必ず途中で止めています。

内部状態からは数年使用されているかなり劣化した内部が確認出来ます。

こうみるとバッテリー本体がかなり本体のスペースを使用しているのがわかりますが、このバッテリーの最大容量は75%のため、新品のバッテリーならこの75%のサイズで足りるということになります。

iPhone7の内部のコネクタを取り外す

そしてコネクタエリアからバッテリーのコネクタやパネルのコネクタを全て取り外していきます。

このコネクタは本体の基盤ソケットにカチッとはまるように取り付けられています。

そのため取り外しの際はテコの原理っぽく取るのですが、コネクタ接続部分の周辺にも小さなチップが沢山取り付けられているためなるべく触らないように取り外していきます。

iPhone7のパネルを完全に取り外す

これでパネルを取り外す事が出来ます。

パネルを取り外す理由としては常に90°で固定していなければいけないパネルがある状態でのバッテリー作業はとても危険だからです。

もちろん最後に戻すため一度保管しておきます。

バッテリーを付け替える

iPhone7のバッテリー両面テープ

まずバッテリーの取り外し作業に入ります。

バッテリーは写真のような両面テープによって本体に固定されており、簡単に剥がす事が出来ません。

特に周辺には基盤や他のパーツも密集して取り付けられている為、少し強引に取り外そうとしても危ないだけです。

iPhone7の両面テープをピンセットで引く

1番安全な取り外し方としてはこのようにピンセットでテープを巻きながら引っ張っていくこたです。

ただこれも途中で切れてしまったりすると危険なため、ゆっくり慎重に引っ張っていきます。

iPhone7の場合2本の両面テープが取り付けられている為、全て引っ張りながら取り外せばバッテリーの取り外しは完了します。

iPhone7の新しいバッテリーを取り付ける

あとは新しいバッテリーを用意して本体に取り付けていきます。

この位置関係も重要で少しでもズレているとコネクタが合わず、ソケットに取り付ける事が出来なくなってしまいます。バッテリーを取り付ける前に先にコネクタだけ取り付けてしまえば良い話ですが、実はそれがあまり良くなく、バッテリーという電力を分解中の基盤に送るのはかなり危険です。

コネクタを取り付けずに感覚で合わせながら取り付け、バッテリーの付け替えは完了します。

全て戻す

iPhone7のパネルを戻す

まず最初に保管しておいたパネルを戻していきます。

パネルもバッテリー同様に基盤のソケットにはめ込むタイプのため、指などで位置を合わせながらゆっくり接続します。

iPhone7の底面ネジを戻す

最後に底面のネジを戻します。これは冒頭では紹介出来なかったですが、パネルと本体を内部で固定しており、普通に落とした程度では外れたりしません。しっかりと内部を密封するために必要なパーツです。

これでiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理は完了します。

最後までご覧頂きありがとうございます。

チェックとあとがき

修理後のアイフォン7の最大容量が100%になっていることを確認する

電源を入れ確認すると問題なく点き、動作や蓄電時間も正常です。もちろんバッテリーの最大容量は100%になっています。

今回はiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理事例を紹介させて頂きました。

バッテリーの充電の減りが早いという症状の次に多いのはやはり動きが重いという症状です。その次は強制再起動など…。ただこれらの症状はほぼセットで、充電の減りが早く、20%きると再起動するなどセットで依頼される事が多いです。

何にせよバッテリーの劣化が原因である事に変わりはないため、バッテリー交換で問題なく使用できるようになります。バッテリーが劣化してからさらに期間が空いてしまうとかなり危険かもしれません。端末だけではなく、データまで失う程損傷してしまう可能性があります。

万が一ご自身の携帯の劣化具合が気になりましたら冒頭でも説明させて頂いた「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」からご確認ください。一般的な交換時期としましては83%、大体1年半から2年程使用したくらいの状態です。

もちろん交換時期は人それぞれなのでご自身で不便と感じましたら交換したほうが良いでしょう。

iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?

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