iPhone音量ボタンが効かない!反応しない原因と修理事例

iPhone音量ボタンが効かない!反応しない原因と修理事例

  • 2021.07.24
  • 2021.08.07

アイフォン6sのサイドボタン

皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!

本日は横浜市のA様からアメモバ上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」7の音量ボタン修理依頼がありました。

症状としては先月頃から音量ボタンの調子が悪く、昨日から完全に使えなくなったそうです。

押してみるとクリック感がなく少し強めに押しても全く反応しません。

ボタンの劣化具合から考えると、クリック感はおそらくゴミが原因でしょう。反応しないのはボタン部品自体を換えなければなりません。

それではやっていきましょう!

端末を開く

アイフォン下部のネジを取り外す

まず端末下部の星型ネジを取り外します。

このネジは下部の2つ以外なく、ほとんどのiPhoneがこのネジです。

iPhone6sにヘラを入れる

次に薄い金属のヘラを差し込みます。

こうすることによってパネルと本体の両面テープを剥がすことが出来ます。

iPhone6s内部

端末が開けました。次の作業に入ります。

パネルを取り外す

iPhone7内部のブラケットを取り外す

パネルのコネクタカバーのブラケットという部品を取り外します。

これは衝撃などからコネクタの接続部分を守るために必要不可欠なパーツです。

iPhone7上部のブラケット

上部のブラケットも同様に取り外します。

iPhone7の本体からパネルを取り外す

パネルが取り外せました。今回はパネルの方は使わないので保管しておきます。

基盤を取り外す

iPhone7のSIMのトレーを取る

基盤を取り外す際は必ずSIMトレーを抜きます。SIMトレーの挿入口は基盤と繋がっている為先に取り外しておきます。

iPhone7のカメラのカバーを取り外す

次にカメラを取り外して行きます。カメラは金属のカバーで固定されているだけなので簡単に取り外せます。

iPhone7のカメラを取り外す

カメラが取り外せました。カメラは他の部品に比べて壊れやすい部品なので慎重に扱う必要があります。

後は基盤のネジを複数個、取り外すだけです。

iPhone7のロジックボード

これがiPhone7の基盤「ロジックボード」です。iPhone7の処理はこの小さな基盤で動かされています。

バッテリーを取り外す

iPhone7のバッテリーのシールを引っ張る

バッテリーはコネクタと両面テープで固定されているだけなのでまず両面テープを引っ張りながら取り外します。

ちなみにお客様はバッテリーも一緒に交換してほしいと言っていたので組み立ての際、新しいバッテリーを取り付けます。

ボタンを取り外す

iPhone7のボタンのネジを取り外す

ボタンの部品はサイドのネジで固定されています。また音量ボタンと電源ボタン、ライトなどは一つの部品になるので今回はまるごと換えて行きます。

iPhone7の電源ボタンのネジも取り外す

電源ボタンのネジも同様に取り外します。

iPhone7のボタン系部品

取り外せましたこれにマナーモードスイッチ、音量ボタン、電源ボタン、ライト、マイクが組み込まれています。

あの明るすぎるiPhoneのライトがこんな小さな部品とは驚きですよね。

iPhone7のボタンについている針金を取り外す

次にボタンを取り外します。ボタンを取り外す際は2つの手順があります。

1、ホッチキスの芯のような針金の部品を取り外す

ボタンを固定する部品を取り外す

2、ボタンを内部から固定している金属パーツを取り外す

これでボタンが取れます。

iPhone7のボタンを取り外す

取り外せました。

案の定内部にゴミが溜まってしまっています。これがクリック感のない原因でしょう。

新しい部品を取り付ける

iPhone7にボタンの部品を取り付ける

ボタンを綺麗にしたら新しいボタン部品を取り付けます。

この時、ライトや電源ボタンなども全て取り付けます。

iPhone7のボタンを付けた後のチェック

取り付けてから押して見ると無事クリック感が戻りました!

後は反応するかどうかです!

全て戻す

iPhone7に基盤を戻す

まず基盤を戻しネジを取り付けます。

iPhone7にカメラを戻す

次にカメラを取り付けます。

この際カメラとカメラレンズの間にホコリなど入っていれば必ず取り除きます。

iPhone7に新しいバッテリーを取り付ける

バッテリーを取り付けます。

お客様の希望で新品のバッテリーです。

iPhone7本体にパネルを戻す

次に最初に取り外したパネルを取り付けてコネクタカバー「ブラケット」も取り付けます。

iPhone7を閉じます

そして端末を閉じ、下部の星型ネジを取り付ければiPhone「アイフォン」7のボタン修理が完了致します!

最終チェック

アイフォン7のバッテリー最大容量を確認する

まずバッテリーの最大容量を確認すると100%になっています!

これでバッテリーは問題ありません。

アイフォンのボタンを押して確認する

最後に音量ボタンを押してみると問題なく反応しました!クリック感も戻り、電源ボタン、ライト共に問題ありません!これでiPhone「アイフォン」7のボタン修理は完全に完了致しました!最後までご覧頂きありがとうござました!

あとがき

こんにちは!iPhone修理のアメモバです!

今回はiPhone7のボタン修理事例を紹介させて頂きました。ボタンというのはタッチパネルとは違い物理のボタンです。ですのでそれが壊れてしまうともうどうすることも出来なくなってしまいます。今回お客様は音量ボタンでしたので少し動きが不便になる程度でした。しかしこれが電源ボタンになると話は違います。電源も入れられず、切ることも出来ない。誰かからの通知が来るのを待つしかないかもですね(笑)

皆さんももしiPhoneになにか不備がございましたら是非アメモバに一度お見せ下さい!

iPhone「アイフォン」7の音量ボタン修理の時間はどのぐらいかかる?

今回のiPhone7の音量ボタン修理は1時間ほどでした!これはパネルやバッテリーと違い基盤やバッテリーまで取る必要があるからです。ただ基盤にはお客様の大事なデータが沢山入っています。ですので時間というよりはどれだけ安全に出来たかです。アメモバは安全にも最善を尽くし作業していますのでiPhoneのことならアメモバにお任せ下さい!

iPhone「アイフォン」7の修理メニューは こちら からご確認いただけます。

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