iPhone「アイフオン」XS液晶画面交換修理事例
- 2021.07.16
- 2021.08.02
西宮市からお越しのN様、画面が急につかなくなったとアメモバに液晶画面交換の修理依頼がありました。
目次
iPhone「アイフオン」XS修理受付
今回は画面が全く起動していないので点検はできませんでした。ただ、電源を押すと画面が振動していることはわかりました。
iPhone「アイフオン」XS修理手順
ステップ①iPhone「アイフオン」XSフロントパネルの取り外し
iPhoneの底部にある星ネジを2本はずします。
それからヒートガンでフロントパネル側から温めて防水防塵シールをゆるめます。
専用の吸盤でさらにシールをゆるめて
開口のための専用の工具で開きます。
ステップ②コネクタケーブルを外す
バッテリーやフロントパネル、Face IDなどのコネクタケーブルを外すために、まずそれを固定しているプレートのネジをはずします。
はじめにバッテリーから外します。プラスチックでできている爪のある工具を使います。接続部分の金色の端子は弱いので折ったりしないように注意が必要です。(戻す時の取り付け時にはこの端子の間に異物が入らないように注意します。接続部分をとめるときも上から押し付けないように気をつけます。)
イヤースピーカー、マイク、近接センサー、Face IDなどのコネクタケーブルは粘着がある部分があります。接続部分を外した後、ケーブルと粘着部分をピンセットなどでゆっくり剝がします。粘着は強いので外した後は他の場所にくっつかないように本体から離して置いておきます。
ステップ③新しいフロントパネルをつける
新しいフロントパネルをパネルのケーブルだけ接続し、まず起動するかどうかテストします。無事起動しましたのでもう一度外してパーツを移植します。
ステップ④フロントパネルに付いているパーツを移植する
壊れたフロントパネルから、新しいフロントパネルにイヤースピーカー、マイク、近接センサー、Face IDなどのパーツを移植します。Face IDが壊れているとFace IDが機能しません。これらの繊細なパーツに注意しながら外していきます。インカメラなどのカバー部分は部分的にヒートガンをあててから剝がすとスムーズに取れます。
Face IDは一度壊れてしまうと修理はできません。最近は指紋認証や。Face IDでアプリをダウンロードしたり、クレジットカードや電子マネーなどの決済などお財布変わりになっていますのでFace IDが壊れたら携帯ごと変える方が多いですね。顔認証のためのカメラがインカメラの横にあるのですが、結構繊細なパーツで壊れやすいそうです。保護シートやカバーなどでしっかりとガードが必要ですね。一番大切なのは落下したりしないことですが男性に多いのがポケットに入れたつもりが床に落ちた…など
ステップ⑤フロントパネルを本体にもどして、点検をする
すべてのパーツを元通り戻したら、電話、インカメラ、アウトカメラ、Face IDなどが通常通り機能できるかの動作確認をします。今回は液晶画面交換だけで済みました。
iPhone「アイフオン」XS修理時間
修理時間としては30分で完了します。しっかりと点検をしてお渡しいたしますので点検時間をを含めて40分間ほどで終了します。
iPhone「アイフオン」XS修理料金及び店舗情報
iPhone修理のアメモバ 店舗情報及び修理料金はこちらからご確認できます。