液晶焼けは修理可能?iPhone「アイフォン」Xの画面焼け交換修理事例
- 2021.07.27
- 2021.07.31
こんにちは!iPhone修理のアメモバです。
本日は船橋市のH様からiPhone「アイフォン」の液晶交換修理依頼が郵送でありました。
iPhone修理のアメモバでは直接のご来店が難しい方に向けて、郵送での修理も承らせていただいております。
郵送修理につきましては下記リンク先のページから御覧ください。
郵送での修理は端末がお手元に数日はない状態となるため、不便な状態になってしまうことも。丁寧かつ迅速に修理を行い、一刻も早くお客様が快適に端末をご使用頂けるよう、対応させていただきます!
修理に至るまでの経緯
少し前から画面の色味が少し変だな?と思っていたお客様。ですが、端末の動作などには問題がなかったため、ご使用を続けていたとのことでした。ですがある時、気分転換をしようと待受の画像を白い背景へと変えたところ、画面がピンク味がかっていることに気づいたとのことでした。
写真でもしっかりと分かる通り、画面がピンク味がかっていますね。更にはアプリを置いていないにも関わらず、薄っすらとアプリのアイコンが浮き上がっています…。上記の写真は画面焼けが原因でこの様になってしまっています。どうしてこの様になってしまったのかを今日は詳しく書かせていただきます!
iPhone「アイフォン」の画面焼け
そもそも、画面焼けとは?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
iPhoneで発生する画面焼けとは、アプリのアイコンが残像として残ったり、画面がピンク味がかる、黄色味がかるなどの症状が挙げられます。先程の写真ではアプリのアイコンが残像として残っている上に、画面がピンク色になってしまっていましたね。
iPhoneが画面焼けが起こる理由は、長年の使用、又は同じ映像・画像を表示している時間が長い場合などに起こりやすく、この症状はiPhone「アイフォン」の中でも有機ELディスプレイを使用しているモデルに起こりやすくなっています。
では何故、iPhone「アイフォン」はこの有機ELディスプレイを使用しているのでしょうか?
有機ELディスプレイ
今までのiPhone「アイフォン」のシリーズでは液晶ディスプレイというディスプレイを使用していましたが、iPhone「アイフォン」X以降のシリーズでは有機ELディスプレイを使用しています。
どうして、有機ELディスプレイを使用した端末を販売するようになったのか?それは有機ELディスプレイならではの、メリットがあります。
1.画質の良さ
2.消費電力が少ない
3.滑らかな映像
上記3つが挙げられます。
有機ELディスプレイの特徴として1番最初に挙げられるものは画質の良さです。
iPhone「アイフォン」X以降のシリーズでは、とても画質が良くなりましたよね。Android「アンドロイド」端末でも画質の良い端末は多くあり、有機ELディスプレイを使用しているものも少なくありません。
2つ目のメリットとしては、消費電力が少ないという点です。
消費電力が少ないという点を活かし、画面をオフの状態にしていても時計や通知アイコンなどの情報を表示することが可能となっています。
そのため、いちいち電源をつけることなく時間などを確認できるため、使いやすいという点もありますね。
3つ目のメリットとしては、滑らかな映像の表現が可能という点です。
液晶ディスプレイとは違い、有機ELディスプレイは1秒間に何回画面を書き換えられるかというリフレッシュレートという数値を高くすることが出来ます。その数値が低いと動画の映像がカクカクとし、高いと滑らかな映像となります。
もちろん液晶ディスプレイでもリフレッシュレートの数値が高いものはある為、使用は可能ですが、有機ELディスプレイより高価なため、安価に実現できる有機ELディスプレイを使用しているのです。
では逆に有機ELディスプレイを使うことによりデメリットとは?といますと、今回の話の中心となる液晶の焼けです。
有機ELディスプレイのデメリットとしてもっとも大きいものが液晶の焼けとなります。
では、液晶ディスプレイでは症状が起きないのか?というとそういう訳ではありません。同じ映像を表示し続けることで今回のように液晶の焼けが起こる場合があります。更に有機ELディスプレイで画面焼けが起きてしまった際には自然修復が出来ません。
画面焼けが起こる理由
先程まで、有機ELディスプレイを使用しているモデルに起きやすくあると説明させていただきましたが、有機ELディスプレイを使用していても、液晶ディスプレイを使用していても、画面焼けはどちらにしろ起きる症状ではあります。
ではなぜ、画面焼けが起こるのでしょうか?
1.長年の使用によるディスプレイの劣化
2.直射日光の下での長時間使用
3.同じ画面を長時間表示
上記3つが挙げられます。
原因1つ目としては、長く使い続けた端末によく起こりやすく、iPhone「アイフォン」のディスプレイが劣化することによって、画面焼けが起きる場合があります。iPhone「アイフォン」7以前の端末には縁の部分が黄色く焼けてしまっていることも少なくありません。
原因2つ目としては、直射日光の下で長時間使用した場合なども画面焼けが発生するリスクがあります。
直射日光の下でiPhone「アイフォン」を使用していると、紫外線により液晶の劣化を早めてしまう可能性があります。
人も紫外線を浴び続けることにより日焼けしてしまうのと似ていますね。
原因3つ目としては、同じ画面を長時間表示することにより、液晶焼けが置きます。
放置ゲームなどをプレイしている際に同じ画面を表示しつづけてしまったり、一定の時間で画面をオフにする機能などを使用しておらず、液晶をつけたままなどにしてしまうとアプリのアイコンが残像として残ったり、ゲームの画面が表示されたままになったりします。
画面焼けの原因に関しましては、冒頭でも少しお話させていただきましたが、液晶に負担をかけてしまうことにより起きてしまいます。
では、画面焼けを起こさないようにすることは出来ないのか?と思う方もいらっしゃると思います。バッテリーのように完全に劣化を防ぐことは不可能ではありますが、画面焼けを起こさないように予防することは可能です。
1.直射日光の下での使用を避ける
2.画面の明るさを低くする
3.同じ画面を長時間表示しない
4.iOSのアップデートはこまめに行う
上記が大切となってきます。
画面焼けが起きてしまう原因が直射日光の下での使用や長時間の画面表示なのであれば、それを避けたり控えることが重要です。その上、画面の明るさを低くする事も予防につながってきます。明るさの自動調節機能をオンにすることや、低電力モードをオンにするのも◎です。
もちろんAppleも、画面焼けの問題に対してはさまざまな対策を行っています。画面焼けの軽減対策も組み込まれているため、何かしらの理由がない限りはiOSをできるだけ最新の状態にしておくことが大切です。画面焼けの軽減対策だけではなく、システムの不具合などもiOSのバージョンアップを行うことにより、治る場合があるためバージョンアップはこまめに行うことをオススメさせていただきます!
画面焼けが起きてしまった場合
画面焼けが起きてしまった場合に関しては、自然に治るのを待つという事は出来かねます。
では画面焼けが起きてしまった場合はどうしたら良いの?と思う方もいらっしゃると思います。画面焼けが起きてしまった場合には、Appleの保証を受けられる場合にはAppleへとご相談いただくのが良いと思います。
ですが長年ご使用されている端末となると、保証が切れてしまっていることもあると思います。その場合は画面交換修理によって、画面焼けを直すことが出来る場合がございます!
画面焼けがある状態での使用は、不便な事も多いと思いますので、お気軽にiPhone「アイフォン」修理のアメモバまでお問い合わせください。
まとめ
今回、修理依頼をいただきましたiPhone「アイフォン」Xですが、画面修理を行ったところ…
とてもきれいな状態へと、元通りになりました!
待ち受け画面が白色のものだったのを見ると、かなりピンク味がかっている状態だった事がわかりますね…。
修理後の確認を終えたところで、お客様の元へと端末を発送します。修理料金の支払い方法につきましては銀行振り込みまたは代金引換の方法がございますので、お客様にあった方法をご利用くださいね。
画面焼けに関しては、バッテリーと同じく劣化の進行を防ぐことは難しいですが、予防をすることはできますので参考までにお試しくださいね。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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