軽度割れだと思っていたのにタッチ不良が!iPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理事例
- 2021.07.29
- 2021.07.31
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は杉並区にお住まいのF様からアメモバへiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理依頼がありました。
経緯としましては、2ヶ月ほど前にiPhone「アイフォン」Xを落としてしまったとの事。画面が割れてしまったものの、気にせず使用していたものの数日前からタッチ操作に違和感を感じ、アメモバ東京上野秋葉原店へと来店されたとの事でした。
ご来店時に動作を確認してみましたが、確かにタッチ不良が見られたため重度の修理案内をさせていただいたところ、「表面のガラスが割れているから反応が悪いだけで、軽度なのでは?」とお客様に質問をいただきました。
液晶の重度と軽度の違いについて書いた記事がございますので、良ければ御覧ください。
表面のガラスが割れているだけの場合を軽度、液晶に問題がある場合は重度となります。そのため、今回のiPhone「アイフォン」Xも液晶に不良が見られるため重度でのご案内をさせていただきました。
割れたガラスが他の不具合を引き起こしたりしないうちにiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理やっていきましょう!
パネルを取り外す
本体からパネルを起こし、内部の確認が出来る状態にします。
軽度割れとはいえ、内部にまでガラスの破片や異物が入り込んでしまっている場合もあるので、注意深く確認します。もしガラスの破片などが入り込んでいた場合には、この際に取り除いていきます。
内部を確認し終えたら、パネルと本体を繋いでいるコネクタを取り外していきます。
バッテリーのコネクタを一番最初に外していきますが、なぜパネルの修理にバッテリーが出てくるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。理由としてはバッテリーのコネクタを外さずに修理を行うと、ショートしてしまう可能性があるためです。中身のデータが消えてしまうこともありますので、かならずバッテリーのコネクタを外す必要があります。
バッテリーのコネクタを外し、パネルのコネクタも取り外したらゆっくりとパネルを持ち上げ取り外します。
今回はパネルの修理のため、本体は安全な部分に置いておき修理を続けましょう。
パネルパーツの移植
パネルパーツの移植とはいえ、iPhone「アイフォン」Xにパネルパーツは1つしかありません。
近接センサーパーツのみとなっており、このパーツの中に必要な機能が全て組み込まれています。こちらのパーツはとても重要でFaceIDにも使用されます。こちらのパーツだけがFaceIDを動かしているわけではありませんが、どこかのパーツ1つが欠けるだけでFaceIDは使用できなくなってしまいます。
一度壊れてしまったFaceIDは治す事がとても難しく、アメモバのFaceID修理事例でいうと1時間程度で治る場合もあれば3時間以上かかってしまう場合もあります。とても精密な部分ですので取り外すのも簡単ではなく、少しの衝撃や間違いで壊れてしまうため息を呑む作業となります。
無事にパネルパーツの近接センサーパーツを取り外す事が出来ました。
新しいパネルを用意し、このパーツを取り付けていきましょう。もちろん取り付けの際も傷をつけてしまったりしないように気をつけます。
全て戻す
パネルパーツの移植が完了したら、本体へとパネルを戻していきます。
コネクタと金属カバーを取り付けたら端末をしっかりと閉じ、底面のネジを取り付けます。
全ての工程が終わりiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理が完了しました!最後までご覧頂きありがとうございました。
チェックとあとがき
電源を入れ、動作を確認していきましょう。
問題なく点き、動作や表示に関しても正常でした!
今回はiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理事例を紹介させて頂きました。
軽度割れの際に放置は危険です。とお伝えさせていただくことが度々あるのですが、今回の様にガラスが割れているから…と思っていても使い続けることにより液晶内部を傷つけてしまい、重度の症状になってしまうこともあります。
最悪の場合、リンゴループになってしまいデータが全て消えてしまうこともなくはありません。端末の安全を保つためにも出来れば早めに修理を行う事をおすすめさせていただきます!
iPhone「アイフォン」Xの液晶交換費用はどのぐらいかかる?
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