液晶が割れて動きが鈍くなった!iPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理事例
- 2021.07.22
- 2021.08.01
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は港区のY様からアメモバへiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理依頼がありました。経緯としましては外の地面に落としてしまい割れてしまったそうですが、前回も割れてしまった事があったため、そこまで重く受け止めず放置していたそうです。すると一昨日くらいから「画面が上下に動く」という症状が現れたそうで、1日に数回起きてしまうとのことです。現在も「緑の線」が出てしまっていることから液晶不良であることは確かですが、恐らく同じ画面が何個か表示され、画質が荒くなり、カクカクと細かく動いてしまう液晶不良の一種でしょう。
それではiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理やっていきましょう!
iPhoneX以降から増えた液晶に映る謎の線の詳しい解説はこちら
端末を開く
まずはパネルの底面に取り付けられた星形のペンタローブネジを取り外していきます。
このネジは充電挿入口の両サイドに2つ取り付けられており、内部でパネルと本体を固定している部品の一つです。
次にパネルと本体の間に薄いヘラを差し込んでスライドしていきます。
これはパネルを本体に接着している両面テープを剥がすためであり、このテープは固定や強度以外にも防水機能まで兼ね備えています。
そして端末を開く事ができます。
この時パネルは90°以上開かないようにします。iPhoneXのパネルのコネクタがまだ接続されており、あまり余裕がないため、開きすぎてしまうと切れる可能性があります。
パネルを取り外す
先程のパネルコネクタは金属のコネクタカバーでしっかりと守られています。
複数のネジを取り外し、ピンセット利用してコネクタカバーを取り外していきます。
そして内部からバッテリー、パネル、パネル部品のコネクタを全て抜きます。
これでパネルを本体から完全に取り外す事ができます。
本体は綺麗な場所で保管しておきます。
パネル部品の移植
iPhoneの機能の中でパネルに取り付けられた機能がいくつかあります。それはイヤスピーカーであったり環境光センサーも含まれます。
iPhoneXはそれらの部品が一つにまとまっているため、まずはそのパーツのネジを取り外していきます。
そしてパネル部品を取り外します。
この部品はFaceID時にも使用します。そのためこのパーツを壊してしまうとFaceIDが使用できなくなり、交換してもAppleのセキュリティ上で通常の修理店では直す事ができません。
ただiPhone修理アメモバではFaceIDの修理も受け付けております。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
新しいパネルを用意し、先程取り外したパネル部品を取り付けていきます。
これでパネル部品の移植は完了しました。
全て戻す
まずは新しいパネルのコネクタと移植したパーツのコネクタを本体に取り付けていきます。
そしてバッテリーのコネクタも同様に取り付けます。
そしてコネクタカバーを戻します。
このカバーパーツは単純ではありますが、端末を落とした時の衝撃や水没などからコネクタの接続部分を最小限まで守るための重要な部品で、裏面にはクッション素材が取り付けられています。
最後に底面のペンタローブネジを戻し、iPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理が完了致します。
最後までご覧頂きありがとうございました。
チェックとあとがき
電源を入れ確認すると、問題なく表示されタッチや操作に問題ありませんでした。
今回はiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理を紹介させて頂きました。ただ途中チラッと出てきた「FaceIDの故障」についてお話ししたいと思います。画面割れとFaceIDは全く関係が無いわけではありません。画面割れでFaceIDが使用できなくなることはよくあることで、それだけFaceID部品というのは脆く精密です。水没や気温差など様々な事で使用出来なくなることがあります。それだけ精密でありAppleのセキュリティもあることから通常の修理店では中々直してくれません。可能であっても専門業者に委託しているため時間もお金も多くかかります。その点iPhone修理のアメモバは全て当店完結のため最速最安値で修理する事が可能です。まずはお見積もりだけでもお気軽にお電話下さい!
iPhone「アイフォン」Xの画面交換費用はどのぐらいかかる?
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