画面右上に黒い濁り…iPhone「アイフォン」SEの画面交換修理事例
- 2021.07.29
- 2021.08.02
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は横浜市のS様からアメモバへiPhone「アイフォン」SEの画面交換修理依頼がありました。症状としては床に置いていた携帯に気づかず踏んでしまったそうです。幸い画面が割れたりはしなかったですが圧力によって画面右上に黒い濁りのようなものがあります。
内部にまで損傷がなければ、恐らく画面交換修理で治ると思われます。
それではiPhone「アイフォン」SEの画面割れ交換修理やっていきましょう!
端末を開く
まず初めに端末の底面にある星型のネジを専用のドライバーを使って外していきます。
このネジは充電口の両サイドに2つありパネルと本体を固定する重要な役割をしています。
金属の薄いヘラを5mm程差し込みます。iPhoneSEは両面テープで固定されていないため簡単に開けることが出来ます。
iPhoneSEはこの状態で開いてはいけません。少しでけ開くと内部にホームボタンのコネクタが本体に接続されています。これを知らずに開けてしまうとホームボタンのコネクタが損傷してしまい、少なくとも指紋認証は使えなくなるでしょう。
ピンセットで慎重にコネクタのカバーを取り外し、コネクタをソケットから取り外します。
これで開くことが出来ます。
開きました。iPhoneSEという小さな本体にこれだけの部品が密集されています。
多くのAndroidスマホとは違いこれだけの部品をここまでシンプルにまとめられるAppleは流石としか言えません。
パネルを本体から取り外す
まずバッテリーやドックのコネクタがあるソケットの金属カバーを取り外します。
取り外せました。これはiPhone修理をする際の基本で、他のコネクタを取り外す際バッテリーのコネクタを取り外す必要があります。なのでバッテリーのコネクタカバーも取り外します。
パネルのコネクタカバーも同様に取り外します。
バッテリーコネクタを取り外しました。これは先程も言ったとおりiPhone修理の基本で他の部品のショートが起きないようにするとても重要な作業です。
パネルが取り外せました。次にパネルの作業に入ります。
パネルの部品を移植する
まずホームボタンの金属カバーのを取り外します。
そしてホームボタンを取り外します。ホームボタンは一度壊してしまうと新しいパーツにしても指紋認証は使えなくなります。ですので慎重に取り外していきます。
上部にあるインカメラやイヤスピーカーの部品も取り外します。
パネルのサイドにあるネジを複数取り外し金属のシートを取り外します。
これで全ての部品が取り外せました。
次に取り外した部品を新しいパネルに取り付けていきます。
まず金属のシートを取り付け、インカメラ、イヤスピーカー部品を取り付けネジを締めます。
そしてホームボタンを取り付け、画面のパーツ移植は完了です。
奥が壊れたパネルで手前が移植した新しいパネルになります。
全て戻す
新しいパネルのコネクタを取り付け、カバーを戻します。
そしてバッテリーのコネクタを取り付け、こちらもカバーを戻します。
そして端末を30°くらいまで閉じ、ぶら下がっているホームボタンのコネクタを取り付けカバーを戻します。
最後に星型のネジを戻しiPhone「アイフォン」SEの画面交換修理が’完了します。
今回の画面交換修理にかかった時間は20分程度でしたが最初と最後のホームボタンのコネクタは少し苦戦しました。開きすぎるとコネクタに負担を与えてしまうので少しだけ開いた状態でカバーとコネクタの取り付け、取り外しは少し時間がかかってしまいました。
iPhone6からはホームボタンのコネクタがパネルを伝って上部で接続されているためそのまま開くことが出来るのでそこまで時間はかかりません。
最終チェック
白い画面を開いてみると濁りはなくタッチやホームボタンも問題なく動作しました!
最後までご覧いただきありがとうございました!
あとがき
iPhoneSEはこのサイズで一番最新のため今でも愛用している方はいます。ただ現在最新のiPhoneSE第2世代と比べると使えない機能が多く、動きも重くなってきています。そんな時に壊れてしまうとシステムなどによってデータを消すことになる可能性はあります。ですのでiCloudにバックアップを定期的に取ることを意識して欲しいです。今回は画面交換修理でデータに問題はありませんでした。ただ古いバージョンやシステムですと必ず大丈夫とは言えません。もし何かわからなことがありましたらアメモバにお任せ下さい!
iPhone「アイフォン」SEの画面割れの交換費用はどのぐらいかかる?
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