画面が思ったように動かない!iPhone「アイフォン」6sのゴーストタッチ修理事例

画面が思ったように動かない!iPhone「アイフォン」6sのゴーストタッチ修理事例

  • 2021.07.29
  • 2021.07.31

アイフォン6sの画面を親指でタッチする

皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は北区のO様からアメモバへiPhone「アイフォン」6sの画面割れによるゴーストタッチの修理依頼がありました。
そもそも「ゴーストタッチ」という物は何なのかについてご説明したいと思います。

ゴーストタッチとは?

アイフォン6sの画面を人差し指でタッチする

ゴーストタッチというのは名前のままで勝手に液晶がタッチされてしまう状態になります。
例えば画面をタッチすると『関係ない所が反応したり』、『何も触っていないのに勝手に動いたり』、液晶の動き方も小刻みに動いたり変なページに飛んだりと
症状は様々ですが、とてもイライラする症状です。ゲームなどやる方は、まず正常には出来ず、チャットアプリですら文字をまともに打てず変な文字の状態で勝手に送信されたりなど
他の人にも迷惑をかけかねません。これらの症状に負けないくらい最悪のケースが画面ロック中の端末です。
これは、ほとんどの人が設定しているiPhoneのパスコードが関係しています。iPhoneというのはパスコードを間違えすぎると1分後にやり直して下さいなどの表示が出て15分、1時間と伸び、1時間後にもう一度間違えると
iTunesに接続して下さいと出ます。これは実質パソコンに繋いで内部のデータを消去して下さいと言っているのと同じです。この状態になるとデータを取り出すことはAppleでも出来ません。
内部のデータは全て消え、初期化状態からスタートすることになってしまいます。夜中寝ている間にパスコードが勝手に打たれたり、パスコードを正しくタッチしているつもりなのに何回も間違えてしまったり。これはゴーストタッチの症状で決して少なくない為、上記に当てはまる症状があれば、すぐにでもiPhone修理店へお持ち頂いた方がいいでしょう。
なおゴーストタッチの症状は画面割れや水没などから起きることが多いのでゴーストタッチが出る前に治すことが最善かと思われます。
それではゴーストタッチの液晶交換修理を紹介していきたいと思います!

端末を開く

アイフォン6sの底面のネジを外す

こちらの2本のネジがパネルと本体を内部で固定している為、初めに取り外す必要があります。

iPhone6sの黒いパネルにヘラを差す

次に端末に薄いヘラを差し込みます。これは内部でパネルと本体を固定している両面テープを剥がす作業であり、iPhone6sからの機種はこの両面テープが採用されています。

iPhone6sを90°に開く

そして開きます。iPhone6sの場合、縦開きで上部にパネルなどのコネクタが集結しているため90°以上開けないようにします。

パネルを取り外す

iPhone6sのブラケットにドライバーを当てる

上部にあるコネクタカバーを取り外します。この部分にパネルのコネクタがあるため慎重に取り外していきます。

iPhone6sのブラケットをピンセットで取り外す

カバーを取るとコネクタが抜き出しの状態になっています。バッテリーのコネクタを先に外し、パネルのコネクタを取り外していきます。バッテリーのコネクタを初めに取る理由はバッテリーからの流電などにより基盤やシステムのショートを防ぐためです。

iPhone6sのパネルを本体から離す

パネルが取り外せました。
次はパネルの作業に入るため、本体は保管しておきます。

パネルのパーツを移植する

iPhone6sのパネルのインカメラ部品にドライバーを当てる

iPhone6sの場合、上部にインカメラ系部品、下部にホームボタン部品がある位置づけです。まず初めに上部のインカメラ系部品を取り外していきます。
このパーツにはインカメラ以外にも電話の時に使うイヤスピーカーや画面の明るさを外の明るさに合わせる環境光センサーが備え付けられています。

iPhone6sのホームボタンをピンセットで取る

次に下部のホームボタン部品を取り外します。iPhone5sから指紋認証が追加され、さらに精密なパーツになりました。なので特に慎重に取り外していきます。

iPhone6sの金属シートを掴む

そしてパネルの背面にある金属のシートを取り外していきます。
これで全てのパネルパーツが取り外せました。新しいパネルを用意し、移植していきます。

新しいiPhone6sのパネルにドライバーを当てる

まず最後に取り外した金属のシートを取り付けます。

新しいiPhone6sのパネルにホームボタンをつける

そしてホームボタンを取り付けます。

新しいiPhone6sのパネルにインカメラをつける

最後に、初めに外したインカメラ部品を取り付けます。
これでパネルパーツの移植が完了しました。

全て戻す

iPhone6s本体にパネルを戻す

パーツの移植をした新しいパネルを本体に取り付けます。
パネルのコネクタは基盤にあるソケットとぴったり合うようになっている為、合わせながらはめていきます。

iPhone6sの本体にパネルのコネクタカバーを戻す

そしてコネクタのカバーも戻したら端末を閉じます。
内部の作業はこれで完了します。

iPhone6sの底面のネジを戻す

最後に底面の星型のネジを戻します。
これでiPhone「アイフォン」6sの液晶交換修理が完了致します。
最後までご覧頂きありがとうございました。

チェックとあとがき

新しいパネルのiPhone6sのフィルムを剥がす

端末の電源を入れ、タッチの確認をすると問題なく動作し3Dタッチなどの動作も正常に動きました。
今回はいつもよりゴーストタッチについて詳しく説明させて頂きました。というのもゴーストタッチはとても怖い症状ですが
なってしまう人が少なくありません。その人たちのためにどれくらいの価格で治せるのか、どのような原因なのか、をしっかりと知ってほしかったので今回書かせて頂きました。
ご自身の大切なデータや端末を無くさないためにもゴーストタッチの危険さを少しでも知って頂けたらと思います。
もしiPhoneについて何か困ったことがありましたら是非アメモバにいつでもお問い合わせ下さい!

iPhone「アイフォン」6sの液晶交換費用はどのぐらいかかる?

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