落としてカメラレンズが割れてしまったら??iPhoneXs Maxのアウトカメラ交換修理事例
- 2021.07.01
- 2021.08.02
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は港区にお住まいのS様からアメモバへiPhone「アイフォン」XsMaxのアウトカメラレンズ交換修理依頼がありました。
経緯としましては昨日外の時点に落としてしまったようで、画面や背面は無事でしたが、アウトカメラに小さな割れと穴が空いてしまいました。お客様はすぐに修理記事をご覧頂いたようですが、そこでアウトカメラレンズ割れはかなり危険と言うことを目にし、すぐに修理依頼して頂きました。お客様や記事に書かれていることは正しく、アウトカメラレンズが割れるとアウトカメラとの密封性がなくなり、内部にゴミやチリ、ガラスの破片など入るとすぐにアウトカメラが使えなくなります。
使えなくなると言うより使いたくないのほうが正しいかもしれません。アウトカメラはとても繊細や部品のため、少しの傷などでもどんどん劣化していきます。
症状としては黒い丸の様な物が出てくるだけですが、放置してしまうと…
この写真の様に気持ち悪い映りになってしまいます。
ここまで来ると完全にアウトカメラ本体を交換しなくてはいけなくなる為、料金も高額になってしまいます。そうなる前に早速修理していきましょう。
パネルを取り外す
端末を開き、内部を確認します。
少しレンズが割れただけなので、内部の影響はほとんどありません。青い棒で指しているのがアウトカメラパーツになります。今回は内部と外側の両方からこれを作業していきます。
アウトカメラの前にまずは邪魔なパネルを取り外す必要があり、パネルはコネクタで本体基盤のソケットに取り付けられています。
もちろんパネル以外のコネクタをたくさん取り付けられている為、それらに注意しながらパネル、バッテリーのコネクタだけを取り外します。バッテリーのコネクタも同時に取り外す理由として、精密機器において当たり前ですが、バッテリーという電源を完全に絶ってから作業する必要があるからです。
iPhoneではこれが本体だけではなく、データを守る事にも繋がります。
これでパネルを本体から完全に取り外す事が出来ます。
パネルは一時的に保管しておきます。
アウトカメラを取り外す
まずカメラレンズの作業をする為にアウトカメラ本体を取り外す必要があります。
アウトカメラは先程青い棒で指した場所にありますが、そこにはアウトカメラ本体を固定する金属カバーが覆い被さっています。
そのため、まずはそのネジを外し、カバーをピンセットなどで取り外していきます。
そしてアウトカメラ本体を取り外します。
アウトカメラはカバーで固定されているだけで、ネジなどあるわけではありません。そのまま本体にはめ込まれているだけです。このカメラパーツはiPhoneの様々なパーツの中でもとても繊細なパーツで、めちゃくちゃ壊れやすいです。
衝撃による故障はもちろん、水やゴミなどにもとても弱いため、この取り外しの際も、保管する際も必ず清潔な場所で行う必要があります。
これでアウトカメラの取り外しは完了します。
カメラレンズを付け替える
これでアウトカメラレンズまでたどり着く事が出来ました。
まずはFaceIDや基盤などの周辺パーツを紙などでカバーし、ピンセットなどでレンズを落としていきます。これである程度のレンズは取り外す事ができ、残りは縁だけになります。
もちろんこの破片も内部に入り込むと後から不具合を起こしてしまう可能性があるため、必ず周辺パーツには注意します。すぐ隣のFaceIDに関しては、反動でぶつけてしまっただけで使用できなくなるでしょう。
これからの作業は特に注意しながらやる必要があります。
そして裏面から金属のヘラなど使用して剥がしていきます。
かなり強力に固定されている為、ここだけで30分程かかりました。もちろんこちら側の作業の際は内部からテープでカメラ部分を塞ぎ、万が一内部に破片が入ってもガードされるようにしています。
さらにしっかり固定されている事もあり、取れた時の反動も危険です。
これで切れに取り除く事が出来ました。
接着剤の残りなども綺麗に取り外す事ができ、これでカメラレンズの取り外しは完了です。
そして新しいアウトカメラレンズを用意し、本体に取り付けます。
これでアウトカメラレンズの付け替えは完了致します。
全て戻す
まずはアウトカメラ本体を戻し、金属カバーも一緒に取り付けます。
この取り付けの際にカメラレンズとカメラ本体の間に埃やゴミが一つも入らないように意識します。先程から何回も説明している通り、少しのゴミが簡単にカメラを壊してしまいます。
そして一番最初に取り外したパネルのコネクタを戻します。
それから冒頭ではご紹介出来なかったですが、この上から金属のコネクタカバーを取り付け、端末を閉じればiPhone「アイフォン」XsMaxのアウトカメラレンズ交換修理が完了します。
最後までご覧頂きありがとうごさいました。
チェックとあとがき
アウトカメラはしっかり綺麗な状態になっており、電源を入れてカメラ撮影も確認しましたが、全て正常です。
今回はiPhone「アイフォン」XsMaxのアウトカメラレンズ交換修理を紹介させて頂きました。レンズのみの割れは冒頭でご紹介した通り、とても危険で徐々にアウトカメラ本体まで悪くなっていきます。
これは事例としてかなり多く、稀にレンズが割れていないのにカメラに黒い丸など出てしまう事もあります。
特にiPhoneXやiPhoneXsシリーズには多いため、万が一iPhoneを使用している方でしたら一度真っ白の背景にカメラを写してみてください。もしかすると薄い丸が確認できるかもしれません。
今回のような穴が空いてしまった症状は数日後、確実にアウトカメラ本体まで不具合を起こすと言ってもいいです。
それだけ高確率で起こるため、多少のヒビでもアウトカメラ本体まで交換する羽目にならないように早めに修理しましょう。
iPhone「アイフォン」XsMaxのカメラレンズ割れ交換修理の値段はいくら?
今回のiPhone6sPlusのカメラレンズ交換修理料金は8,000+税でした!
アメモバは常に地域最安値で修理しており、カメラレンズ割れ交換修理にかかる時間は機種によりますが30分ほどです!依頼を受けてからお渡しするまで約40分ほどで完了します!iPhoneに関するトラブルなどありましたら是非アメモバにお任せ下さい!
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