カメラレンズが割れてカメラ本体までおかしくなった!?iPhoneXsのアウトカメラとレンズの交換修理事例

カメラレンズが割れてカメラ本体までおかしくなった!?iPhoneXsのアウトカメラとレンズの交換修理事例

  • 2021.07.25
  • 2021.08.02

皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!

本日は港区にお住まいのK様からアメモバへiPhoneXsのアウトカメラ交換修理依頼がありました。

iPhoneXsのアウトカメラを確認する

経緯と症状

iPhoneXsおカメラ・レンズが割れた

経緯としましては数週間前にご自身の携帯を落としてしまい、当たりどころが悪かったのかカメラレンズが割れてしまいました。ただ撮影には問題なく通常に使用できた為、応急処置としてアウトカメラの保護カバーを購入して貼り付けていたそうです。

しかし数日前からアウトカメラが曇ったような感じになり、周辺には黒いシミにようなものがいくつか出てしまっていました。これは明らかにおかしいと感じ調べてみるとカメラレンズが割れてしまった後に良く起きる症状でほぼ高確率で起きるということを知ります。

この状態だと徐々にカメラが使えなくなっていく可能性があるため、早めに修理しようと思いiPhone修理のアメモバでご来店頂きました。

こちらの症状はアウトカメラ不良でかなり多い症状で、最近ではアウトカメラレンズが割れていなくても起こる事例とありました。こちらの症状の場合、アウトカメラレンズとアウトカメラ本体の交換で問題なく使用できるようになります。

それではやっていきましょう。

パネルを取り外す

iPhoneXsを90°に開いて手で固定する

まず端末を開き、内部を確認します。

カメラレンズが割れてしまったということは内部の密封性が保たれていないという事になるため、基盤など重要部品にゴミや埃が付着していないかを確認する必要があります。

基盤は小さなコンデンサーやパーツが沢山取り付けられており、埃などでも簡単に壊れてしまう可能性があります。今回は問題なかったですが万が一付着していた場合にはすぐにクリーニングします。

iPhoneXsの内部コネクタを青いヘラで取り外す

そして基盤のコネクタが集まっている場所からバッテリーのコネクタとパネルのコネクタを取り外します。

バッテリーのコネクタを先に取り外す理由としてはバッテリーの電気が、万が一少量でもまだ流れていた場合、他のパーツを取った時点でシステムが不具合と判断し強制的にエラーを起こす場合があります。これはいわゆるリンゴループなどの症状にも繋がります。

もちろんパーツ本体の物理的な故障も考えられます。

iPhoneXsのパネルを完全に取り外す

これでパネル本体を取り外す事が出来ます。

パネルを取り外した事により内部全体をしっかり確認できるようになり、右上にあるアウトカメラもしっかりと確認できます。

アウトカメラを取り外す

iPhoneXsのカメラカバーを取り外す

まずそのアウトカメラを守っている金属カバーを取り外していきます。

アウトカメラはとても繊細なパーツでありますが、撮影をする以上必ず外面の近くまで出る必要があります。そのせいでカメラレンズだけに守られている部分は今回のようにすぐ故障しています。

内部はいくらガードしてようとも1番大事なのは外ですよね。

iPhoneXsのアウトカメラ本体をピンセットで取り外す

そしてアウトカメラ本体を取り外します。

アウトカメラは本体の型にはまるように取り付けられている為、カバー以外特に固定ネジなどはありません。表面を見ると写真ではわかりにくいかもしれませんが、軽くガラスの破片が着いているのと細かな傷がいくつかありました。

アウトカメラは、少し不思議かもしれませんが傷がついてすぐに症状が出なくても後から徐々に不具合を起こしていくパーツです。

今回は割れた時に入ってしまったガラスの破片とそのガラスによりつけられた傷が原因でこのような症状を起こしてしまいました。

カメラレンズを付け替える

iPhoneXsのカメラ・レンズにピンセットを挿す

まず周辺パーツをしっかりと守りながら、残りの破片を落としていきます。

もちろんですが、この時反動で周辺パーツにぶつからないようにします。今紙でガードしている部分はFaceIDと基盤というiPhoneXsの中で超重要パーツのTOP2です。

アウトカメラはこんな2つに囲まれており、なおかつ壊れやすい…。修理店殺しの構造ですが、慎重に剥がしていきます。

iPhoneXsのカメラ・レンズを剥がしていく

そして裏面を上にして次は残りの破片を剥がしていきます。

またカメラレンズの残った接着剤も綺麗に取り除いていきます。

iPhoneXsのカメラ・レンズを取り付ける

あとは新しいレンズを用意して本体に取り付ければカメラレンズの付け替えは完了します。

破片の残りによる段差もなく、綺麗に取り付ける事が出来ました。

全て戻す

iPhoneXsのカメラカバーを取り付ける

まず新しいアウトカメラを用意して本体に取り付けます。

もちろんアウトカメラの金属カバーも同時に戻し、アウトカメラの付け替えも完了します。この時注意する点として、カメラレンズとアウトカメラ本体の間に埃などが入らないようにする事であり、その埃などでまた数日経つとカメラが壊れてしまう事も十分にあり得ます。

そのため出来るだけ清潔に保ち取り付けていきます。

iPhoneXsのコネクタカバーを取り付ける

そして最初に取り外したパネル本体を戻していきます。同時に冒頭では紹介出来なかったコネクタカバーも戻します。このパーツはほぼ全てのコネクタが密集している箇所に取り付けられており、端末を落とした時の衝撃などからコネクタ接続部分を守っています。

iPhoneXsの底面ネジを締める

端末を閉じ、底面にある星型のネジを戻します。

こちらも冒頭で説明出来なかったですがiPhone修理をする際まず最初に取り外すネジです。

これでiPhone「アイフォン」Xsのアウトカメラとカメラレンズの交換修理が完了致します。
最後までご覧頂きありがとうございました。

チェックとあとがき

割れていない綺麗なアイフォンXsのカメラレンズ

電源を入れ、カメラの確認をすると問題なく動作し、変な影が映り込んでいる事もありません。

今回はiPhone「アイフォン」Xsのカメラレンズとアウトカメラ本体の交換修理事例を紹介させて頂きました。このような経緯は実は少なくなく、カメラレンズが割れてしまい期間が空いてからアウトカメラ本体の故障という必然的に起こってしまう症状でもあります。

それにカメラレンズはまだしもアウトカメラ本体はそこまで安い物ではありません。そのためカメラレンズが割れてしまった時点で修理することを強くオススメします。

さらにかなり前からではありますが、iPhoneはカメラが飛び出ている形になっています。この形状のせいで水平にすることも出来ず、落とした際に衝突しやすいです。

アウトカメラは「割れやすく壊れやすく高い」というかなり不幸な特徴を持っています。万が一この不幸が起きてしまったら地域最安値のiPhone修理アメモバに是非お持ち下さい!

iPhone「アイフォン」Xsのカメラ交換修理の値段はいくら?

アメモバは常に地域最安値で修理しており、カメラレンズ割れ交換修理にかかる時間は機種によりますが依頼を受けてからお渡しするまで約40分ほどで完了します。

今回のアウトカメラ本体交換の修理料金は下記を御覧ください。カメラレンズ交換料金は8,000円の+税でした。

iPhone「アイフォン」修理のアメモバ 東京上野秋葉原店のカメラ本体の修理料金は こちら

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