少量の水でカメラが使えなくなった?!iPhone「アイフォン」8のリアカメラ交換修理事例
- 2021.07.22
- 2021.08.02
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです。
本日は台東区のM様からアメモバへiPhone「アイフォン」8のリアカメラ修理依頼がありました。
経緯としましては洗面台の横に携帯を置きながら顔を洗っていた際に、軽く上部に水が掛かってしまい、ブラックアウトなどの症状は問題なかったようですがリアカメラが使用出来なくなってしまったとのことです。
実はリアカメラというのはとても繊細な部品であり、水や衝撃はもちろん、磁石などにも強い影響を受けてしまうため、カメラの修理依頼は決して少なくありません。ただほとんどの場合、端末の上部に強い衝撃を受けた場合やカメラレンズが割れてしまいカメラ本体まで傷がついてしまった場合が多いです。
今回のような少量の水で内部まで侵入してしまったことは、よほど当たりどころが悪かったのでしょうか?
それではiPhone「アイフォン」8リアカメラ交換修理をやっていきます。
端末を開く
iPhoneのほとんどは底面にある「ペンタローブネジ」というネジでパネルと本体が固定されています。
このネジ山はとても珍しい形をしており、このネジのためのドライバーがあります。
そのドライバーを利用し、2つとも取り外していきます。
次に薄い金属のヘラを差し込みます。
iPhone6sからの端末はパネルと本体の間に黒い両面テープがあり、これによりガッチリと固定されているため、このヘラを利用して剥がしていきます。
これで端末を開く事が出来ます。
パネルを取り外す
カメラの作業をする際に邪魔となるのが、このパネルです。固定しておけば良いという訳ではありません。コネクタと本体は薄いコネクタでしか繋がっていません。つまり少しの動きでコネクタが切れてしまう可能性があるということです。なので、まずはそのコネクタをカバーしている「ブラケット」という部品を取り外していきます。
そして剥き出しになっているコネクタの中からパネルのコネクタを数個取り外していきます。
取り外す必要のあるコネクタは全部で3つです。1つが液晶のコネクタ、2つ目がホームボタンのコネクタ、そして3つ目がインカメラ部品のコネクタです。全て抜くとパネルを本体から取り外す事が出来ます。
カメラを移植する
まずカメラ本体の裏から守っている金属カバーを取り外します。
このカバーやそのネジもカメラに影響を与えないように、磁石に影響の受けにくい素材を使用しています。
そしてカメラ本体を取り外します。
この小ささで、あの画質の良さはどうやっているんでしょうか?流石Appleです。
そして新しいカメラを用意し、本体に取り付けます。
この時カメラ本体とカメラレンズの間にホコリなどが入らないように注意します。小さなホコリでも画質に影響が出ます。
そしてカバーを戻し、カメラ部品の移植が完了します。
全て戻す
まずパネルを戻します。
パネルは先程言った通り3つのコネクタで本体と接続されているため、その3つを戻しブラケットを取り付けます。
そして端末を閉じ、底面のペンタローブネジを戻せばiPhone「アイフォン」8のリアカメラ交換修理が完了致します。
最後までご覧頂きありがとうございました。
チェックとあとがき
電源を入れ、確認すると問題なく使用できており、ホコリのぼやけなどは一切ありませんでした!
今回は超繊細部品のリアカメラ交換修理を紹介させて頂きました。iPhoneは他のスマホに負けないくらいの画質の良さを持っています。ただ、カメラだけでなく他の部品を含めても強度についてはあまり良い噂を聞きません。ほとんどのスマートフォンはプラスチックなどで出来ており、落とした衝撃などは外装がある程度吸収してくれます。しかしiPhoneはアルミ製、しかもiPhone12シリーズからはステンレス製らしいです。これは圧力などには強いかもしれません。ただ日常生活で言うなら圧力というよりは衝撃の吸収力の方が重要かもしれません。
アルミ製やステンレス製の高級感も良いですが、ここまで壊れやすいと少し不安です…。
iPhone「アイフォン」8のカメラ交換修理の値段はいくら?
アメモバは常に地域最安値で修理しており、カメラレンズ割れ交換修理にかかる時間は機種によりますが30分ほどです!依頼を受けてからお渡しするまで約40分ほどで完了します!iPhoneに関するトラブルなどありましたら是非アメモバにお任せ下さい!
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