iPhoneSEが画面割れ… どうすればいい?
- 2021.07.21
- 2021.07.31
iPhoneSEは本体のサイズの小ささを一つの売りにしています。それ以降の機種はどれもiPhoneSEよりも大きいため、機種変更せずに使い続けている人も多いでしょう。小さいので手が大きくない女性や子供でも操作をしやすいメリットがあります。その一方で、手の大きな男性は掴みにくくて落としてしまう事態も見受けられます。そのような場合、打ちどころが悪いと画面が割れてしまいます。もちろん落下する原因はサイズだけではありませんし、落下以外の衝撃によって割れることもあります。いずれの場合も割れた場合は、適切な処置をすることが重要です。
単なるヒビだと考えて甘く見ていると後悔するかもしれません。実は損傷が内部に及んでおり、時間の経過とともに動作面にも支障が出ることもないとは言い切れないです。丈夫な画面が割れるほどの衝撃が加わっているので、内部にも相当なダメージが及んでいることは十分にありえます。そのため、できるだけ早く専門業者にケアしてもらうのが望ましいです。
しかし、すぐにそのような対処を行うのが難しい場合もあるでしょう。そこで必要になるのが一時的な処置を施すことです。ヒビが奥深くまで達していなければ、それだけでしばらくの間は現状を維持できる場合もあります。大切なのは割れている面積が広がっていかないことです。応急手当用のフィルムも売られていますが、それを入手するまでむき出しにしておくのも良くありません。とりあえずヒビに合わせてテープを貼っておきましょう。
テープを貼ることにはもう一つ大切な意味があります。それは使用者の指に傷がつくのを防ぐことです。目視では分からなくても、ヒビは鋭利な形状になっていることが珍しくありません。微細な破片がヒビの周辺に付着していることも多いです。そこを安易に触ってしまうと指を切ってしまう恐れがあります。
もし破片が皮膚に入り込むと、激しい痛い実に襲われるなど、非常に危険な状態になるでしょう。そのような事態に陥るのを防ぐためにも、ヒビをむき出しにしないように気を付けなければなりません。
悪化させないように慎重に対処するなら、再び衝撃が加わった場合を想定しておくことも大事です。ヒビが入ったことによって脆い状態になっているので、次に大きなダメージが加わると致命傷になりかねません。そのため、できるだけ頑丈なケースに入れておく必要があります。落として床と接触した場合でも、ケースの有無によってダメージの度合いが大きく異なるので要注意です。表面も保護できる手帳タイプのものを選んでおくと安心度が高まります。さらに保護フィルムを強力なものに替えておくことも大事です。
通常の薄いフィルムではなく、強化ガラスで作られたフィルムを選びましょう。かなりの衝撃が加わった場合でも割れるのを防いでくれます。ただし、現状の保護フィルムを剥がすと逆効果になる場合もあるので注意しなければなりません。激しく割れたにも関わらず、何とか保護フィルムによって状態が保たれている場合があります。
そうであれば、剥がすことによって悪化してしまうかもしれません。そのため、剥がしても大丈夫かどうかを見極めることが非常に重要です。少しでも危険性があるなら、無理に剥がすのはやめておきましょう。
その場合にできるのは、データのバックアップをしっかりと行っておくことです。悪化して動作しなくなることを想定して、いつでも復元できるように準備しておかなければなりません。iCloudを使う方法もありますが、できるだけパソコンにつないで完全なバックアップを取っておくのがベストです。
修理をしてもらっても、データが初期化されてしまう可能性は低くありません。あらゆる結果に備えて、元の状態に戻しやすいようにバックアップをとっておくことが重要になります。
さらに、自分で修理するのは良くないことも覚えておきましょう。上記で述べたのは修理ではなく、あくまでも一時的なケアに過ぎません。修理するためのアイテムが通販などで販売されています。その中には、あたかも純正のようにアピールしている商品も多いです。しかし、基本的に純正が売られていることはないので気を付けなければなりません。Appleが純正のパーツを提供しているのは、プロバイダと呼ばれる公認の店舗だけです。
そのため、純正のパーツが一般の店舗にまで流通していることはありえません。したがって、自分で修理する場合は非正規のパーツを使うことになってしまいます。そのようなパーツを使うと、たとえ見栄えは良くなったとしても、正常に動作しなくなる可能性が高いです。結局、専門業者に修理を依頼する羽目になってしまいます。自分で修理したときにダメージが他の部分に及んでいれば、その分だけ修理にかかる時間やお金は増えることになるでしょう。したがって、初めからプロに修理を頼んでおくのが正しい選択といえます。