上部の画面割れでインカメラまで曇ってしまったiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理事例

2021.07.12
2021.07.31

皆さんこんにちは！iPhone修理のアメモバです！
本日は新宿区にお住まいのE様からiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理依頼がありました。

経緯としましては人とぶつかってしまった際に端末を落としてしまい、左上角が割れてしまったとの事でした。
タッチ不良や、液晶が映らなくなってしまうなどの不良に繋がらなかったのは不幸中の幸いですが、割れた部分がカメラに近く、インカメラが曇ってしまいカメラまで壊れてしまったのでは…？と不安な様子でした。
割れたパネルが映り込み曇ってしまっている可能性もあるので、早めに修理を行っていきましょう！

パネルを取り外す
パネルパーツの移植
全て戻す
チェックとあとがき
iPhone「アイフォン」Xの画面交換費用はどのぐらいかかる？

パネルを取り外す

今回はパネル交換修理を行うため、割れてしまったパネルを本体から取り外す必要があります。
iPhoneXからは全面がパネルとなり、以前までのiPhoneとは違いホームボタンもなくなりました。
iPhone8以降の修理を行う際には、パネルを傷つけてしまわないように注意しながら修理を行っていきます。

パネルを開くとこの様になっています。
以前までの端末とは違い、中身もガラッと変わっていますね。バッテリーも縦型だったものがL字型になっていたり、コネクタ部分も密集しコンパクトになりました。

コネクタ部分をアップにするとこの様になっており、手前部分がバッテリーのコネクタとなっており、奥にあるのがパネル部分のコネクタとなります。間違ったコネクタを外してしまわないように注意し…

全てのコネクタを取り外せたらパネルを取り外せるようになるので、本体は安全な場所に置いておき、パネル交換修理を進めましょう！

パネルパーツの移植

パネルが取り外せたら、次はパネルに付いているパーツを取り外していきます。
iPhoneXからはホームボタンがなくなり、移植するパーツはイヤスピーカーのみとなりました。

上記写真部分がイヤスピーカーそして近接センサーとなっております。
近接センサーとは、周囲の明るさに乗じて画面が暗くしたり明るくしたりとしてくれる役割があります。
落下の衝撃や、水没などで壊れてしまうことが多いですが、修理の最中の故障もないとは言い切れませんので、慎重に扱っていきます。

無事に取り外せましたので、新しいパネルに移植していきましょう！

全て戻す

取り外したパーツをもとに戻していきます。

どの修理でも取り外す際同様、取り付けにも注意が必要です。ネジを締めすぎても緩すぎてもいけないので、程よい締め具合でネジを止めていきます。この感覚を掴むまでがまた難しいです…。

近接センサーパーツを取り付けたら、パネルを取り付ける前にインカメラ部分をキレイに拭きます。
お持ちいただいた際に、インカメラが曇っていたとお話をいただいたのは覚えていますでしょうか？
割れたパネルの破片がついていたり、汚れていたりすると曇りや故障の原因になりかねないので、キレイに拭いていきましょう。

インカメラをキレイに拭き上げたら、パネルと本体のコネクタを繋いでいきます。

コネクタを取り付け、パネルを閉じたら最後に底面の星型ネジを付けたら修理は完了です！
最後は簡素になってしまいましたが、ここまで御覧頂きありがとうございました☺

チェックとあとがき

電源を入れ、液晶の写り・タッチ不良がないかを調べていきます。
今回はインカメラの曇りもあったのでこちらも確認していきましょう。

問題なく電源は付き、液晶も映っていますね！
インカメラもパネルが割れてしまったことで曇っていたようで、写りも問題ありませんでした。

今回はiPhone「アイフォン」Xの画面割れ交換修理を紹介させて頂きました。
新しい機種がどんどん発売されていき、衝撃などにも強くなったとはいえ精密機器であることに違いはありません。
ふとした衝撃で割れてしまったり、不良が起きたりすることがあります。
あれ？なんだか使っている端末の調子が悪いな…。など気になる点や不安になることがありましたら、お気軽にお電話やメールなどでお問い合わせください！