「バッテリーに関する重要なメッセージ」とは?!iPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理事例
- 2021.07.15
- 2021.08.05
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は西東京市のN様からアメモバ東京上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理依頼がありました。
症状と経緯
経緯としましてはバッテリーの減りの早さもなんとなく気になっていましたが、一番の理由としてバッテリーの記事の読んだ際、Appleからバッテリー交換時期をお知らせする機能を知ります。そこで自分のiPhoneで確認してみると「Appleからの重要なメッセージ」と表示されており自分のiPhoneがかなり劣化しているということを知ります。
確かに減りの早さや動きの重さに悩んでおりましたが、実際に交換修理を依頼するとなるとどういった手順を踏むのか明確ではなかったため、まずはアメモバにお問い合わせ頂きました。そこで数十分あれば交換可能なこと、比較的安く修理できることの2点を知ります。アメモバが地域最安値だったということもあり、すぐに修理依頼して頂きました。
交換時期について明確な答えはありませんが、Appleのメッセージを目安にするのもアリかもしれません。
それではiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理やっていきましょう
パネルを取り外す
iPhoneの底面から2本のネジを取り外し、薄いヘラで少しずつ剥がしていくと端末を開くことができます。これは決して簡単に出来る訳ではないですが、構造はかなり単純に出来ています。
まずは底面のネジでパネルを本体の固定、そして薄い両面テープで内部を密封されています。これだけ頑丈だからこそ落としたりしても内部は完璧に守る事が出来ます。
iPhoneはなぜかAndroidなどのスマートフォンに比べてかなり故障率が高いように思えます。それもそのはず他のAndroidのイメージはデザインと衝撃の耐性を両立した構造になっている感じがしますが、iPhoneの場合は100%デザイン重視でフレームや外装もAndroidはプラスチックなどの衝撃を吸収する素材なのに対してずっとアルミやステンレスにこだわっています。そのデザインももちろん好きですが、Appleが衝撃耐性に力を入れたら最強だと個人的には思います。
この状態はパネルのコネクタがまだ本体に接続されているため、まずはそのコネクタカバーを取り外します。このカバーも落としたり、衝撃が加わった時にコネクタの接続部分を守るために取り付けられています。
iPhoneの場合先程申し上げたように外装はかなりデザイン重視と言いましたが内部は違います。これはAndroidも顔負けな程シンプルで頑丈に作られています。その一つは今取り外しているコネクタカバーです。
簡易的に見えてとても重要なこのパーツはiPhoneの全てのコネクタ接続部分に取り付けられています。
次に複数あるコネクタの中からバッテリーのコネクタを抜き取ります。これは最初に言った通りバッテリーは基盤やシステムにも大きな影響を及ぼすため、先に取り外してショートを防ぎます。
バッテリーがあることによって全てのパーツや基盤、システムが動作できる訳ですが、それは別の言い方で言うとバッテリーの影響が全てのパーツを巻き込むということを意味します。
そのため多少の電気がシステムに影響を与え、データの消去に繋がってしまう事例なんかもあります。この作業はそれだけ重要だということです。
そしてパネルのコネクタを全て取り外します。
これでパネルを完全に取り外すことが出来ました。
バッテリーを取り外す
バッテリーはこの強力な両面で本体に取り付けられています。このテープを少し力を使い、取り外していきますが、バッテリーには傷や穴が付かないように特に注意します。バッテリーの内部に入っているものは可燃性であり、処分する際も適切な方法で処分しなければなりません。特に劣化してしまっているバッテリーは何が起こるかわかりません。
そのテープをピンセットを利用し、ゆっくり引っ張っていきます。この時バッテリーだけでなく、周りの部品などもなるべく触らないようにします。
これでバッテリーを完全に取り外す事が出来ました。
新しいバッテリーを取り付ける
新しいバッテリーを用意し、先程取り外した両面テープの新品の物を用意し取り付けます。
このバッテリーの両面テープがなぜ中央に円を沿って貼り付けられているかというとこの部分にはちょうどワイヤレスチャージに使うコイルパーツがあるためです。そのため上下に両面テープが必要になっています。
そして本体に位置を合わせながら取り付けていきます。ただこの時、バッテリーのコネクタは取り付けないようにします。バッテリーは最初の方でご説明した通り基盤やシステムにも影響を与えてしまうため、最初に取り外して最後に取り付ける必要があります。
全て戻す
今回完全に取り外したパーツはパネルとバッテリーだけなので、あとはパネルを戻すだけで完了します。
まずパネルのコネクタを本体のソケット取り付けていきます。この時にバッテリーのコネクタも取り付けます。
そしてコネクタカバーを戻します。内部の作業は以上になります。
最後に底面のネジを戻し、iPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理が完了致します。
最後までご覧頂きありがとうございました。
チェックとあとがき
電源を入れ確認すると問題なく点き、最大容量は100%になっています。もちろん設定のAppleからの重要なメッセージも消えています。
今回はiPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換修理を紹介させて頂きました。iPhoneXからは今までのiPhone8などと違い、かなり形を変え内部の基盤は二層になり、さらに基盤のサイズダウンに成功しましたその空いたスペースのほとんども使ったのがバッテリーです。スマートフォンは強度や新機能など色々な課題がありますが進化していくスピードはかなり早いため面白く、本当に欲しい機能ばかりあります。ただ一つ昔から今も変わらない課題があります。もちろん進化を遂げていますが今の技術では限界があります。それがバッテリーです。バッテリーは大半のスマートフォンにおいて半分のスペースを使っています。ただそれでも昔に比べては良くなったほうです。その進化を遂げているバッテリーをせっかく使っているのに劣化によって数年前と同じような能力で使用するのはかなり不便だと思います。バッテリーは消耗品であり、蓄電能力だけでなく動作やシステムに最大限の能力を引き出させるためにも悩んでいる方はすぐにアメモバにお持ち下さい。地域最安値で即日修理致します♪
iPhone「アイフォン」Xのバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?
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