充電スピードまで早い!?バッテリーが劣化したiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理事例
- 2021.07.24
- 2021.08.04
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は大田区にお住まいのB様からアメモバ東京上野秋葉原へiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理依頼がありました。
経緯と症状
経緯としましては数週間前から40分くらいで充電が満充電されるようになり、充電が早い分には良いのですが同時に減りも早くなったとのことで、修理依頼して頂きました。
こちらのお客様は事前にお電話で症状をある程度お聞きしており、バッテリー交換で治る可能性が高いということをお伝えするとお見積もりまでして頂きました。
なぜバッテリー交換で治る可能性が高いのかと言うとまず「バッテリーの減りが早い」というのはバッテリーの劣化であることが多いです。そして「充電出来るのが早い」というのもバッテリーの劣化により最大容量が少なくなっているため、すぐに満充電になります。
設定から最大容量を確認出来るので、是非確認してみて下さい。 設定→バッテリー→バッテリーの状態 のバッテリー最大容量という欄から確認できます。万が一83%前後ですと交換することをオススメ致します。
もちろんこれは人それぞれですが、確実に交換した方が良いと判断出来るのは不便に思ったかどうかです。最近減りが早くなって来たなと感じた時点で交換するのが1番わかりやすいです。もちろんiPhoneにはバッテリーの交換時期をお知らせする機能も付いています。「サービス」という物です。
先程の手順で確認すると上部に「Appleからの重要なメッセージ」が表示される場合があります。この表示が出るとiPhoneがバッテリーのある程度の劣化を感知したということになるため、こちらを目安にしても良いかもしれません。
それではiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理やっていきましょう
パネルを取り外す
まずいくつかの手順で端末を開きます。
この状態ではパネルを完全に取り外すことが出来ません。
なぜならパネルのコネクタが本体に接続されています。このコネクタはとても薄く切れやすい構造をしており、そのコネクタが数本パネルから本体に取り付けされています。もちろんパネルをバッテリー交換後に再度戻すため、コネクタを切らないように注意して開きます。
そもそもなぜパネルを取り外す必要があるかというと先程のコネクタが重要です。
バッテリーを取り外す際、強力な両面テープを使用するため万が一作業中の反動が強いとコネクタまで一緒に切れてしまう可能性があるからです。
そしてそのコネクタが多く接続されている箇所からバッテリーのコネクタだけを先に取り外していきます。
この後にもちろんパネルのコネクタも取り外しますが、そのためにはバッテリーのコネクタを取り外す必要があり、これはバッテリーという電力からショートを防ぐためです。
なぜバッテリーからショートに繋がるかというとバッテリーは例えば電源を切っていても少量の電気が流れている可能性があります。
その電気の断つ前にパネルなどを取り外してしまうと急に電力を切り離してしまったことからパンクしてしまうのです。
あとはパネルのコネクタを本体から抜けばパネル本体を取り外す事が出来ます。
先程申し上げた通りパネルは一度保管しておきます。
バッテリーを付け替える
バッテリーは写真のような両面テープで本体に取り付けられています。
このテープは先程紹介したように固くとても頑丈です。ただ伸びる性質を持っているため、それを利用して取り外していきます。
そしてピンセットで引っ張っていきます。
この時、突然切れたりする可能性があるため、その反動で周辺パーツに衝突しないように注意します。
それにバッテリーは可燃性であるため、バッテリーに穴など空いてしまうと内部の危険物質が漏れ出し、とても危険です。そのため、最近のスマートフォンというのはバッテリーが原因で処分方法に困ったり、発送が遅れたりなどする場合があります。
これでバッテリーを完全に取り外すことが出来ます。
バッテリーは意外にも危険なパーツであるため、適切な方法で処分します。
そして新しいバッテリーを用意し、本体にある基盤のコネクタソケットに合わせながら取り付けていきます。
これでバッテリーの付け替えが完了します。
全て戻す
まず最初に取り外したパネルを戻し、そのコネクタカバーを戻します。
こちらパーツは冒頭でご説明出来なかったですがコネクタカバーの「ブラケット」と言い、落とした際の衝撃などからパネルの接続部分を守ってくれるパーツになります。
これだけiPhoneというのは頑丈に守られています。
そして端末を閉じ、底面のネジを戻せばiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理が完了致します。
最後までご覧頂きありがとうございました。
チェックとあとがき
電源を入れ、最大容量を確認すると100%になっていおり充電、蓄電ともに問題ありません。
今回はiPhone「アイフォン」7のバッテリー交換修理を紹介させて頂きました。
バッテリーは冒頭でも説明した通り、減りが早くなるだけではなく蓄電まで早くなる事があります。ただそれは100%まですぐだとしても実際には80%も充電されていません。それがバッテリーの最大容量です。
100%にしても新品のバッテリーと比較して何%くらいしか充電出来ていないかを確認する事が出来ます。もちろんこれも自己判断が1番かもしれませんが自分の感覚が正しかったかを確認するには持ってこいの機能でしょう
それにある程度の劣化を放置してしまうと「動きが重い」や「突然シャットダウン」などの症状も起こしてしまう可能性があり、とても不便になります。
バッテリーによって端末が突然シャットダウンしてしまう原因とは??
バッテリーは使用している限りは必ず劣化してしまうものなので、万が一1年から2年ほど使用されている方は一度検討して頂けると幸いです。
iPhone「アイフォン」7のバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?
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