少しだけの割れたiPhone「アイフォン」7の画面割れ交換修理事例
- 2021.07.24
- 2021.07.31
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!本日は豊島区のN様からiPhone修理のアメモバへiPhone7の画面割れ交換修理依頼がありました。経緯としましては外のアスファルトで落としてしまい、一部だけ割れてしまったそうですが、タッチなどに問題がなかったため、安心していたそうです。
しかし気になってネットで調べてみると案外軽度割れも危険ということがわかり、iPhone修理のアメモバにお持ち頂きました。
「軽度割れ」とは?
ほとんどのiPhone修理店では画面割れを2種類に分けています。1つが重度割れ(液晶不良)、2つ目が軽度割れ(ガラス割れ)です。重度割れ修理料金と軽度割れ修理店料金では価格がかなり異なるため、その違いをわかりやすく解説します。重度割れの条件は液晶が故障しているかどうかです。ガラスが割れていなくても液晶が壊れていたら重度になります。しかし軽度の条件はその逆で画面が割れていても液晶が故障していなければ軽度になります。これはiPhoneのパネルの価値で決められており、液晶まで壊れたパネルには、ほとんど価値はありませんが液晶のみ生きているパネルにはそれなりの価値があります。作業としては変わりませんがその後パネルを再利用できるかどうかで決まっています。
端末を開く
iPhoneには沢山のネジやパーツが使用されていますが、その中で1番長いネジはこのペンタローブネジという底面に取り付けられたネジでしょう。
内部でパネルと本体を固定するには、必要な長さかもしれません。
次に薄いヘラをパネルと本体の隙間に差し込みます。差し込むと言っても大体5mm程度しか差し込みません。というのもこの作業は端末の外側に取り付けられた両面(防水)テープを剥がすための作業なので、奥まで差し込む必要はなく、入れすぎると内部のパーツや基盤の故障の原因になってしまいます。
これで端末を開くことが出来ます。内部を確認すると、少しゴミやチリが入り込んでしまっているのが分かります。画面割れはタッチ不良や機械的な問題などもありますが、割れた場所から入り込んだゴミやチリが入り込んでしまうことも十分危険です。画面割れを放置していて、症状が悪くなったので修理に出したら基盤まで壊れてしまっていたなんてこともあります。
パネルを本体から取り外す
パネルというのは本体にコネクタで接続されており、そのコネクタは薄く切れやすくなっているため、ここからの作業は特に慎重に行います。
まずそのコネクタ接続部分をカバーしているブラケットという部品を取り外します。
そしてパネルのコネクタを抜き取ります。しかしその前にバッテリーのコネクタを抜くことを忘れてはいけません。バッテリーというのは基盤を含め全ての動作に電気で関わっているため、まずはコネクタ自体を抜き取り、完全に電源を落とします。
そしてパネルのコネクタ抜き取り、パネルを本体から取り外すことが出来ます。見てわかる通りパネルにはいくつかのパーツが取り付けられています。
パネルパーツの移植
まず最初のパーツは上部に取り付けられたこのパーツです。これはインカメラ、近接センサーなど様々な機能が備え付けられているフレックスケーブルです。まずそのパーツカバーを取り外します。
そしてフレックスケーブル本体を取り外します。
上部に置いてあるパーツはいやスピーカーパーツです。フレックスケーブルパーツに挟まるような形で取り付けられています。
次は下部のホームボタンパーツです。これはご存知の通りホームボタンと指紋認証のパーツです。先程と同様にパーツカバーをまず取り外します。
するとホームボタンパーツを取り外せます。実はホームボタンパーツにはある危険があり、指紋認証を含めFaceIDなどの本人認証系パーツの性能が素晴らしく、Appleは他のパーツなどで動作しないようにプログラムしました。そのため一度壊してしまうと、少なくとも指紋認証は使用が出来なくなってしまいます。
最後に裏面に取り付けられたバックプレートを取り外します。
これでパネルパーツの取り外しは完了です。
新しいパネルを用意し、先程取り外したパネルを全て取り外します。
まずはバックプレートです。
そしてホームボタンパーツを取り付けます。ホームボタンのカバーネジはあまり強く締めすぎないようにします。
最後に上部のフレックスケーブルを取り付け、パーツの移植は完了します。
全て戻す
まずパーツの移植をした新しいパネルを本体取りつけます。この時最後にバッテリーのコネクタを取り付けます。
そしてパネルのブラケットを取り付けます。
内部の作業は以上になります。
最後に底面のネジを戻し、iPhone7の画面割れ(軽度)交換修理店が完了致します。
最後までご覧頂きありがとうございました。
チェックとあとがき
電源を入れ確認するとタッチや表示に問題はなく、動作や反応も正常です。
今回はiPhone7の軽度割れ修理を紹介させて頂きました。軽度と重度の違いは一般のお客様に理解して頂けないことが多く、文句を言ってくるお客様もいます。ただこちらもしっかりと再利用可能かどうかを確認して、お見積もりさせて頂いております。どうかご理解の程よろしくお願い致します。なおご自身の携帯がいくらで直せるか、などのお見積もりは無料ですので、いつでもご来店お電話お待ちしております!
iPhone「アイフォン」7画面交換費用はどのぐらいかかる?
アメモバは地域差安値を目指し、日々リサーチを行っています。アメモバは、なるべくお客様のご負担が少ないように、最適の部品を見つけ見積もりを出させていただきます。見積もり作成は無料ですのでお気軽にご利用ください。また、他店より一円でも高い場合はご相談ください。地域No.1の最安値店になるように、取り組んでいます。iPhone修理のアメモバ 店舗情報及び修理料金はこちらからご確認できます。