iPhoneの画面割れはどうすべき?機種別の対処法を徹底解説
- 2021.07.22
- 2021.07.31
電車の中でスマートフォンを使っている人が増えています。6人掛けの長椅子に座っている6人全員がスマートフォンを触っているシーンを見かけることも珍しくない時代です。隣に座っている人が使っているiPhoneを何気に見ると、画面が割れているなども良くある話ではないでしょうか。画面が割れてしまうと見た目にも良くありませんが、使う側にとっても画面が見にくくなってしまうなどからも修理をすれば良いのに、こうしたことを考える人も多いと言えましょう。しかし、画面修理にはお金が掛かる、経済的な余裕があまりないのでそのまま使っている人も多いようです。一体、画面の修理にはどれだけの費用が必要になるのでしょうか。安くできるのであれば修理をした方が見た目も良くなるし、何よりも見やすい画面に戻せるわけです。
iPhoneをお使いの人ならご存知かと思われますが、AppleのケアサービスでもあるAppleCareプラスと呼ぶ保証サービスがあります。AppleCareプラスは購入日から2年間の保証が行われるもので、購入した翌日にスマートフォンを道路に落として画面を壊してしまった時でも格安費用で修理して貰えます。実際に修理を依頼した場合、数万円以上の金額になるものが僅か3,400円の費用で画面交換ができるわけですから、AppleCareプラスへの加入は検討が必要と言えましょう。
画面が割れると画面が見にくくなる、これは経験された人でなければ想像しにくいものかと思われますが、ひびが入っている所に指先でこするようにするのがスマートフォンですからうっかり破片などに触れるとケガをするリスクさえあります。また、ひびがどこまで入っているのかにもよりますが、雨が急に降り出してきた時など、生活防水の機能が十分に働くなり、内部に水が入り込み、電気的なショートが発生するなどもゼロではありません。電気的なショートは電子部品を破壊させてしまう、最悪の場合起動しなくなるなどの重度の故障に繋がることもあるわけです。
落とした時に画面が割れてしまった、画面だけなら何とか使えるのでそのままにしておくケースも多いのですが、落とした時の衝撃で内部への損傷が起きていないとは言い切れません。例えば、落としたことで接触不良が起きりやすくなることもありますし、衝撃の強さによっては内部への亀裂も起きている可能性もゼロではないわけです。その瞬間は普通に使えたとしても数カ月後に急に電源が落ちてしまい、再び電源を入れても復活しなくなるケースも起こりえます。
IPhoneには色々な機種がありますが、AppleCareプラスに加入している場合、2年以内の画面交換は3,400円でできます。この場合、直接Apple Store直営店またはApple正規サービスプロバイダにiPhoneを持ち込めば最短当日中に修理ができて持ち帰ることも可能です。持ち込みを行う時には予約が必要ですからAppleの公式サイトにアクセス、iPhoneの画面修理のウェブページを利用して予約をしましょう。予約する時には自分のApple IDおよびパスワードの確認が必要になるので準備しておきます。
AppleCareプラスに加入していたけれども、保証期間の2年を超えている人やAppleCareプラスへの加入をしていない人は実費での修理になります。しかし、Apple Store直営店やApple正規サービスプロバイダの場合には、画面交換費用が決まっているので、画面割れだけであれば固定費で修理が可能です。例えば、SE・5c・5s・6などのモデルは14,800円、6 Plus・6s・7・8などのモデルは16,800円、7 Plus・8 Plusなどの機種は19,400円です。これよりも上位モデルになると修理費用は高額になり、XRは22,400円、Xにおいては31,800円の費用が必要です。かなりの高額な費用になるわけですからそのままにしておくケースも多いわけです。その点、AppleCareプラスに加入をしているとXRの22,400円は3,400円、Xの31,800円も3,400円で画面交換が可能になります。高額な機種ほど加入のメリットは高くなって来ます。但し、注意をしなければならないことが一つあります。
街中にある修理店に依頼をした場合、AppleCareプラスに加入をしていても3,400円では修理ができませんし、仮に、一般的な修理店で画面割れの修理を依頼してしまうと、Appleのサービスを受けることができなくなりますので、こうしたお店を使う時には保証期間が2年を超えている、未加入の場合に限定すると考えておくと良いでしょう。また、街中にあるお店を使って修理する時にはお使いのiPhone機種を対応しているお店を選ぶことが大切です。総務省の認定制度の中には端末モデル毎に申請が必要ですから修理ができるモデルとできないモデルがあります。