iPhoneのリチウムイオンバッテリーの劣化原因と寿命を延ばす方法!
- 2021.07.23
- 2021.08.02
皆さんこんにちは、iPhone修理のアメモバです!
本日はiPhone「アイフォン」のバッテリーについて、詳しく説明させていただきたいと思います!
と言っても、iPhone「アイフォン」のバッテリーに関して書かれている記事はとても多く、今更?のお声もあるかとは思われますが、今一度iPhone修理のアメモバでもiPhone「アイフォン」のバッテリーについて詳しく見ていきたいと思います!
目次
iPhone「アイフォン」のバッテリー
インターネット上で【iPhoneバッテリー】と検索して出てくるのは、リチウムイオン電池、バッテリー交換修理、バッテリーの減りが早い!…などの記事が多く掲載されています。
バッテリー交換修理事例だけではなく、iPhone「アイフォン」のバッテリーに関して書いている記事もちらほら。
実際、iPhone修理のアメモバでもバッテリーに関しての記事はいくつも投稿させていただいております。
上記で紹介させていただいている記事は一部となりますので、ご使用されている端末の症状に合った記事をお読みいただくことで、悩みが解決する場合がございますので、良ければ御覧ください。
iPhone「アイフォン」に使用されているバッテリー
iPhone「アイフォン」に使用されているバッテリーは、リチウムイオンバッテリーというバッテリーを使用しています。
では何故、AppleはiPhone「アイフォン」にリチウムイオンバッテリーを使用しているのでしょうか?
リチウムイオン
先程からiPhone「アイフォン」に使用されているのはリチウムイオンバッテリーと紹介させていただいておりますが、リチウムイオンが何か分からない方もいらっしゃるかと思います。
筆者はリチウムイオン…?と首をかしげました。
ですがこのご時世ですので、ネットでリチウムイオンバッテリーを調べたらたくさんの情報が出てきます。
色々記事がある中、筆者なりにまとめ記載させていただきますので、良ければお付き合いください。
リチウムイオンバッテリーは、繰り返し充電して使える上に小型化が可能です。
小型のバッテリーではありますが、容量が多い為に一度充電すれば長時間の使用が可能となっています。
そのため、小型の電子機器のバッテリーとして利用されている事が多いんですね。
Appleの公式サイトでも、一段と早く充電でき、一段と長持ちしますと記載されています。
メリット・デメリット
リチウムイオンバッテリーを使うことによるメリットとデメリットを紹介します。
メリットとしては先程、少し記載しましたがリチウムイオンバッテリーは、何度も繰り返し充電して使用することが出来ます。その為に毎日使用するスマートフォンやノートパソコンなどのバッテリーとして最適です。その上、色々な形状がある為、いろいろな電子機器に使用が可能で、実際にiPhone「アイフォン」のバッテリーも縦型だけではなく、L字型のバッテリーもあります。
上記の写真を見て分かるように、L字型と縦型のバッテリーの2つがありますね。
iPhone「アイフォン」のシリーズ毎にバッテリーの容量は違い、それぞれの機種に対応したバッテリーとなっております。
デメリットとしては、使い方によっては劣化の速度が早くなってしまう、という点です。
バッテリー交換修理事例の記事では何度かご紹介させていただいておりますが、バッテリーの劣化原因として、過充電や温度変化の激しい場所や暑い場所に長時間放置してしまうと、劣化を早めてしまう原因となります。
そのため、バッテリーの劣化を遅くするためにも過充電を行わない、直射日光下での長時間利用を控えるなどが大切となってきます。
新しい端末を購入したり中古品の端末を購入した際に、バッテリーがほとんど溜まっていない状態のものがありますよね。
早く使いたいから充電を溜めておいてくれてもいいのに…と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、先程書かせていただきました過充電を行うことにより、バッテリーの劣化を早めてしまいかねません。そのため、端末を販売しているお店の中では、充電を満タンにしたままでの放置をしておらず、少ない状態での保管をしているところが多いです。
中古品のバッテリーが消耗してしまっているのに関しては仕方のない事かもしれませんが、新品の端末にも関わらず、お手元へと届いた際にバッテリーが劣化していた…なんて事があっては驚きを隠せませんからね。
温度変化でバッテリーが劣化するの?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
ですが、真夏の社内や冬の屋内から屋外に出る際、寒い地域などでの使用、放置してしまっているバッテリーはかなり劣化が早い傾向があります。
筆者は寒い地域出身のため、バッテリーの減りの早さなどはあまり気にしたことはなく、これぐらいなのだろうと思っていましたが、以前こちらの地域へと遊びに来たりした方から話を聞いた時、バッテリーの減りが異常に早いとの話を聞きました。そのため、温度変化の激しい場所での長時間の放置や使用はあまりオススメ出来ません。
以上のメリットとデメリットを兼ね備えつつも、iPhone「アイフォン」やその他の電子機器にはリチウムイオンバッテリーが多く使用されています。
ですが、いくら充電を繰り返して使用することが可能とは言え、バッテリーは消耗品の為に劣化を防ぐことは出来ません。
では劣化してしまったリチウムイオンバッテリーはどのように対応したら良いのか、なるべく劣化を遅らせることは出来ないのか?を考えていきます。
リチウムイオンバッテリーの劣化
バッテリーは消耗品の為、完全に劣化を防ぐということは出来ません。
ですが、劣化を早めてしまう行動があるのであれば、逆に劣化を遅らせる行動をすることは出来ないのか?と考える方もいらっしゃると思いますが、もちろん劣化を少しでも遅らせるということは可能です。
バッテリーの劣化は使用方法や使用環境によって左右されるため、電子機器を使用している方の全員が劣化が早いということにはなりません。長期使用していく中で劣化が生じてしまうことは仕方のないことではありますが、使用していく中で劣化を遅らせる行動を取ることは出来ます。
1.過充電を行わない(フル充電のまま充電をし続けない)
2.直射日光下での長時間使用を避ける
3.画面を表示したままにしたり、明るさを最大の状態で放置しない
上記の方法などが挙げられますが、簡単に言うと、劣化を早める行動を行わければ良いということになります。この他にもネット上ではたくさんのバッテリーを長持ちさせるための方法が掲載されていますので、一度検索をしてみるもの良いかも知れませんね。
では長期使用により、バッテリーが劣化してしまった場合はどういった対応を取ったら良いのでしょうか?
バッテリーの劣化
iPhone「アイフォン」のバッテリーが劣化してしまった場合はどの様な対応を取ったら良いの?と悩む方もいらっしゃれば、そもそもバッテリーが劣化したということをどう確認したら良いの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
バッテリー自体は端末を開かなくては見れませんし、例え端末を開いてバッテリーを見たとしても劣化をしているかどうかは分かりません。
ですが、iPhone「アイフォン」の最近のOSバージョンではバッテリーの劣化を目で確認する事が可能となりました。
バッテリーの劣化確認方法
iOS11.3では、iPhone「アイフォン」のバッテリーの劣化状態を確認が可能になりました。こちらの機能はiPhone「アイフォン」6以降の機種が対象で、iOSを11.3以上にアップデートすることで利用できます。
実際の確認方法と致しましては、「設定」から「バッテリー」→「バッテリーの状態」の順にタッチしていきます。バッテリーの状態をクリックすると、最大容量と書かれた項目が現れ、現在のバッテリーの最大容量を見ることが出来ます。
バッテリーの最大容量とは、現在の充電容量とは違うの?と思う方もいらっしゃると思います。
こちらの問いに関しての答えは「はい」です。バッテリーの最大容量は現在の充電容量を表したものではありません。バッテリーの最大容量とは新品の100%と比較した時に、現在のバッテリーはどれくらい劣化していて、どれほどの能力しかないかという事を表しています。
上記の写真を例にすると、新品のバッテリーは100%ですがこちらの端末では最大容量が77%しかありません。そのため、100%の状態まで充電をしたとしても端末内部では77%までしか溜まっていない状態となります。
このことから、充電の減りが早くなったと感じるのかと思います。
ですが、最大容量を確認しただけではいまいちバッテリーが劣化しているという事がピンと来ないかも知れません。劣化を感じる幅も人それぞれの為、何%以下はバッテリーが劣化しています!と言い切ることが出来ません。交換の目安は1年半~2年程使用している端末又は最大容量が80%前後の端末となっております。※こちらの期間・容量はあくまで目安です。
数値だけではいまいち…という方に向けてこんな症状があった際は、交換のサインかも知れません。
1.バッテリーの持ちが著しく悪い
(100%だった容量が数時間で10%まで急激に減ったりする等)
2.アプリが頻繁に落ちる
(電力の供給が間に合わず、アプリが強制的に落ちてしまうことがあります。※例外あり)
3.電源がいきなり切れる
(アプリが落ちるのと同様に電力の供給が間に合わず、電源が落ちてしまうことがあります。※例外あり)
上記のような症状がある!という方はバッテリーが劣化してしまっている可能性がありますので、バッテリー交換の選択肢を視野に入れておいても良いかも知れませんね。
劣化したリチウムイオンバッテリーの長期放置によって起こる危険な症状
先程まで、劣化についてお話させていただいていましたが、劣化を感じる程度は人それぞれのためバッテリー交換を行わずご使用を続ける方もいらっしゃいます。ですが、劣化したリチウムイオンバッテリーを長期放置してしまうと、危険な症状に繋がる場合があります。
1.バッテリー膨張
リチウムイオンバッテリーは充電をすることにより繰り返し使える点がメリットとお伝えささせていただきましたが、無限に使い続けることが出来る訳ではありません。充放電を繰り返しバッテリーが劣化すると、「ガス」が発生します。
このガスがバッテリー内部に溜まる事により、バッテリーが膨張してしまう症状として現れます。
バッテリーが膨張することにより、パネルは浮き上がりパネル破損に繋がる可能性もある上に、iPhone「アイフォン」の内部ではたくさんパーツが配置されているため、バッテリーが膨張することにより周りのパーツや基盤に悪影響を与えてしまうこともあります。
その結果パネルの隙間から水が入り水没の原因となってしまったり、基盤などに悪影響を及ぼしデータが消えてしまう…ということもあります。
2.バッテリー発火
リチウムイオンバッテリーにはリチウムが含まれています。リチウムは可燃性物質の為、バッテリー交換修理などを行った後、取り外したバッテリーは適切な方法で処理をしなくては大きな怪我などに繋がる可能性があります。では、リチウムはどれぐらいの温度で発火するのでしょうか?
正解は「60℃」です。
水の沸点が100%に比べるとかなり低い沸点になりますね。
iPhone「アイフォン」本体自体の温度が60度になるという事は、そうそう無いかとは思いますが本体とバッテリーの温度がイコールという事ではありません。真夏の車内はとても暑くなりますし、直射日光下に放置するような事があれば、容易に発火する温度にまで達してしまいます。そのため、発火なんてそうそうないでしょう?と思われるかも知れませんが、発火するハードルは意外に低いという事を今一度ご確認していただけたらと思います。
先程バッテリーの膨張の原因はガスだと説明させていただきましたが、そのガスは炭化水素でよく燃える物質です。膨張することにより、ショートして内部で火花が発生し爆発することも…。
不安になる内容ではありますが、iPhone「アイフォン」でも一時期バッテリー膨張が話題になったことから、その点に関しての対策なども考えられているようです。
ですが、リチウムイオンバッテリーを使用している電子機器である以上、劣化した状態を放置してしまうと膨張や発火・爆発の可能性が無いとは言い切れませんので、ご注意ください。
バッテリーが劣化していたら?
バッテリーが劣化していることを確認できたら、ではどうしたら良いのでしょうか?
1.バッテリーを交換する場合
Appleの保証期間内又はAppleCareに加入されている方であればApple公式サイトから交換を申し込むことが出来ます。
では、Appleの保証期間外の方や中古でiPhone「アイフォン」を購入された方はどうしたら良いの?というお声もあるかと思いますが、Apple公式以外でもバッテリー交換修理を行っている修理店はございます!
もちろんiPhone修理アメモバでも、バッテリー交換は行っております♪
iPhone修理のアメモバでもバッテリー交換修理は可能!
先程もお伝えさせていただいたとおり、iPhone修理のアメモバでもバッテリー交換修理を受け付けております!Apple公式のように保証期間内であれば修理料金は0円というわけにはいきませんが、地域最安値を目指しておりますので、お財布に優しい料金でご提供させていただいております!
もちろん、バッテリー以外の修理も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
バッテリー交換修理にかかる料金
iPhone「アイフォン」のバッテリー交換修理料金は以下のURL先に記載しております。
アメモバは常に地域最安値を目指してiPhone修理をやっています!そのため、他店様より修理料金が高い!などの事がございましたら、お気軽にお伝え下さい。地域最安値を目指しておりますので、頑張らせていただきます。
修理料金の例と致しまして、iPhone「アイフォン」8Plusのバッテリー交換を紹介させていただきます。
iPhone「アイフォン」8Plusのバッテリー交換の修理料金は平均3,370円~となりますが、iPhone修理アメモバでは液晶交換(重度)修理料金は3,260円と110円お得に!110円ぐらい…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、iPhone修理のアメモバではキャンペーンをやっていますので、更に修理料金がお得に!!
バッテリー交換修理にかかる時間
iPhone「アイフォン」のバッテリー交換の修理にかかる時間と致しましては5分から15分前後、お時間をいただいております。
時間の幅というたしましては、修理受付台数が多い場合やお店の混み具合によって前後する為、30分以上お時間を頂く場合もございますので、ご了承ください。
修理依頼方法
修理の依頼方法と致しましては、店舗へ直接ご来店いただく場合と郵送で端末を送っていただく2つがございます。
直接ご来店頂ける場合に関しましては、ご予約なしでもご来店可能となっておりますが、修理内容によっては予約必須となる場合もございますので、事前にお尋ねくださいませ。
直接ご来店頂いた後、端末の状態を確認させて頂き適切な修理内容と料金をご提示させていただきます。修理内容に同意して頂ける場合は、受付を進めさせて頂きその後、修理へと取り掛からせていただきます。
お時間になりましたら、預けていただきました端末を受け取りにご来店をお願い致します。
郵送修理に関しましては、下記リンク先のページから御覧ください。
郵送での修理は運送などの関係もあり、端末がお手元にない状態が数日ある為、不便な事もあるかと思われます。丁寧かつ迅速に修理を行い、一刻も早くお客様が快適に端末をご使用頂けるよう、対応させていただきます!
修理後は、お客様に修理が完了した趣旨をお伝えさせていただきます。
修理料金をお支払いいただいた後、端末を発送させていただいておりますので、詳しい流れにつきましてはリンク先にてご確認ください。
まとめ
今回はiPhone「アイフォン」の使われているバッテリーのことや、劣化したバッテリーを放置は危険…ということなど、少し詳しく書かせていただきました。
新作のiPhone「アイフォン」が発売され次第、購入をする方や長期間に渡って端末を長く使用する方…いろんな方がいらっしゃると思いますが、どの方にも言えるのはご使用している端末の中にあるバッテリーは消耗品ということです。使うことによって劣化はしてしまいますので、劣化したバッテリーの長期放置だけはお気をつけください…!
その他の修理料金、本店以外の店舗について
iPhone修理のアメモバ 東京上野店 iPhoneのバッテリー交換修理料金表はこちら
iPhone修理のアメモバ 店舗情報及び修理料金はこちらからご確認できます。