バッテリー最大容量が異常なほど劣化しているiPhone「アイフォン」6のバッテリー交換修理事例
- 2021.07.26
- 2021.08.03
皆さんこんにちは!iPhone修理のアメモバです!
本日は文京区にお住まいのT様からアメモバ東京上野秋葉原店へiPhone「アイフォン」6のバッテリー交換修理事例がありました。
経緯としましては数年前に使用していたiPhone6ですが、機種変とともに使わなくなり、ずっと放置していたそうです。たまに動画見たりゲームするくらい使用していましたが、最近になり100%から0%になるまでが異常にはやく、ゲームをすると2時間程で切れてしまうとのこと。
古い端末ということもあり、そろそろ寿命が来たと考えておりましたが、調べてみると「バッテリー交換で充電お持ちが驚くほど変わった」という記事を目にし、金額も比較的安かったため、交換を検討していたそうですが、その記事の中でバッテリー最大容量という機能を知ります。
バッテリーの最大容量とは、現在使用し続けたバッテリーの100%が、新品の100%の何%分の能力しかないか、どれだけ劣化しているか、を確認することができるものです。
この最大容量は使い方や頻度によって変わるため、人それぞれですが、基本的に2年使用していると80%前後にはなっています。
今回のお客様の端末はなんと「51%」とかなり劣化してしまっております。通常の交換時期の目安が83%前後と言われているため、かなり劣化してしまっているのが分かります。
それではiPhone「アイフォン」6のバッテリー交換修理やっていきます。
パネルを取り外す
iPhone6のパネルはガッチリと本体に固定されていますが、底面の星型ネジを取り外すと、簡単に開いてしまいます。パネルのコネクタが上部で本体に接続されているため、縦に80°ほどしか開く事ができません。
iPhoneのコネクタはすべてかなり薄い紙のようなものしかありません。その部分に傷がつくだけでも液晶が映らなくなることは全然ありえますので、慎重に開いていきます。
そして上部のコネクタが接続されている部分を固定する金属のブラケットパーツを取り外し、本体からコネクタを取り外します。
その下部にもバッテリーのコネクタが接続されているポイントがあるため、パネルを取り外す前に抜いておきます。バッテリーは単なる順番のミスでもシステムのショートに繋がるため、特に注意すべきパーツでもあります。
すでにパネルを固定しているものはないため、これでパネルを完全に本体から取り外す事ができます。
バッテリーを付け替える
まずバッテリーは本体と両面テープでしか固定されていません。そのため下部から出ている返し部分をピンセットでゆっくりと引くと、両面テープを少しずつ剥がしていくことができます。
iPhone6の場合、計2本あり、引っ張っている途中に注意しなければいけないのが、周辺パーツをバッテリー本体の傷です。まず周辺パーツは右側と上部にある基盤、下部にあるスピーカー、バイブレーションパーツなど、バッテリーがパーツとして大きい分、面するパーツはたくさんあります。
このバッテリーの両面テープは少しでも加減をミスすると簡単に切れてしまうため、その反動で周辺パーツに衝突しないように注意します。次にバッテリー傷はテープを剥がす時だったりもそうですが、金属性の工具を使用しているため、ビニールで包まれたバッテリーに穴1つ開けないように注意します。
iPhoneに使用されている「リチウムイオン電池」は可燃性で、特に劣化しきったバッテリーは少し穴が開くだけで、中の可燃性物質と異臭が飛び交います。
そして慎重に2本とも取れば、バッテリーを本体から完全に取り外す事ができます。
取り外したバッテリーは適切な方法で処分します。
そして新しいバッテリーを用意し、本体に取り付ければバッテリーの移植は完了します。
すべて戻す
パネルを戻し、内部の金属カバーブラケットを本体に取り付けます。この時にコネクタとソケットの位置がズレていると簡単にソケットが変形してしまうため、しっかりと位置を合わせてから作業します。
これで内部の作業は異常になります。
そして端末を閉じ、底面のネジを戻せば、iPhone「アイフォン」6のバッテリー交換修理が完了致します。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。
チェックとあとがき
電源を入れ、確認すると問題なくつき、充電や蓄電なども問題なさそうです。最大容量も100%になっています。
今回はiPhone「アイフォン」6のバッテリー交換修理を紹介させていただきました。iPhone6は発売からすでに6年程経ってしまっていますが、バッテリー交換すればまだまだ使えます。今回のお客様のiPhone6もバッテリー交換後、動きがサクサクになり、バッテリー交換ですべて解決しました!
バッテリーの劣化で危険なことは??
基本的にバッテリーは可燃性であり、危険物扱いされているため、なんとなく危険なイメージがある方も多々いらっしゃると思います。しかしバッテリーは物理的な危害を与えるものだけではありません。例えば長時間日光に当ててしまい、バッテリーが膨張してパネルを破壊したり、劣化したバッテリーを使い続けていて、急にブチッと電源が切れ、その後リンゴループ(データ完全消去)になったなんてこともあります。
それだけ危険なものだからこそ、皆さんには充電の減りやバッテリーの危険に遭遇しないように1年半から2年ほど、もしくはそれ以上使用している方は一度バッテリーの最大容量を確認して見てください。83%前後、もしくはそれを下回る場合は交換した方が良いかもしれません。
万が一不安なことがあれば、ぜひ一度お問い合わせください!お客様の端末にとって最善の対策を一緒にご相談できればと思います。
iPhone「アイフォン」6のバッテリー交換費用はどのぐらいかかる?
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