これが絶縁型電源icの魅力です

スイッチングレギュレータによる電源回路を設計する上で、取り扱う電源が直流か交流に応じてスイッチングレギュレーターの種類は変わります。取り扱う電源が直流の場合にはDC/DCコンバーター、交流ならAC/DCコンバーターになります。さらに、電源回路には絶縁型と日絶縁型の2種類に分ける事が出来ます。絶縁型は入力側と出力側のアースを独立させたものであり、入力側もしくは出力側で生じたノイズなどの影響を受けにくいなどのメリットを持ちます。しかし、絶縁型のDC/DCコンバーターやAC/DCコンバーターの回路設計は容易なものではありませんし、電子回路に利用する部品点数も多くなります。部品点数が多くなる事で部品によるバラつきが生じやすくなる、実装すべき部品点数が多くなるので基板設計にも時間を要する事になります。これを簡素化してくれるのが絶縁型電源icで、部品点数が少なくしかも短期間で回路設計を行えるなどの魅力があります。

絶縁型電源の種類についてご紹介

DC/DCコンバーターを利用する事で必要な電圧を複数作り出す事は可能です。しかし、3.3V、5V、10V、12V、15Vといった具合に複数のアプリケーションに適応する電圧を作るためには時間が掛かりますし、部品点数も多くなりまし。絶縁型電源icの場合はアプリケーションに合う電源電圧を選べる、ICを実装し、入力出力段には電解コンデンサなどのわずかな外付けパーツだけで電源回路を構成出来るなどの魅力もあります。尚、絶縁型電源の中でもDC/DCコンバーターを利用した電子回路にはフライバック方式を初め、フォワード方式、プッシュプル方式、ハーフ/フルブリッジ方式などの種類があります。アプリケーションに合う電源回路はどれが良いのかを決める時などもICを使えば選択のしやすさがあります。

トランスフォーマーによる絶縁が主です

絶縁型電源の特徴は入力側でもある一時側と出力側でもある二次側が絶縁されている事、入力側で生じたノイズによる変動を受けにくいなどのメリットがあります。絶縁型電源の絶縁の多くはトランスフォーマーが利用され、産業機器や医療機器などに利用されるケースが多い電源回路です。回路設計を容易にしてくれるのが絶縁型電源icで、必要な電源電圧を容易に作り出してくれるのが魅力です。基板設計の中では決められた範囲内にすべての電子部品を実装しなければなりません。DC/DCコンバーターをディスクリート設計するとなれば設計コストも高くなりますし、実装部品数も多くなるなど精密な実装密度を持たせる事も容易にはなりません。しかし、ワンチップ、少ない外付けパーツで構成が出来るのが絶縁電源icの最大の魅力と言えましょう。