絶縁型電源icって聞いたことありますか

三端子レギュレーターは欲しい電圧を簡単に作り出してくれる電源用icです。電源トランスの1次側にはヒューズとACコードを接続、電源トランスの2次側には整流ダイオードを接続して、清流ダイオードの出力に3端子レギュレーターを接続すれば、15Vや12Vなどの電源を簡単に作り出してくれます。この場合、電源トランスの1次側と2次側は共通のアースを取る事で電源回路を作り出していますが、1次側と2次側のアースを完全に分離した形で電源回路を作りたい時に利用するのが絶縁型電源icです。DC/DCコンバーターやAC/DCコンバーターなどのように入力側と出力側のアースを独立させる電源回路を作る時に、絶縁型電源を利用すれば入力および出力の影響を受けずに安定した電源回路を構成出来るなどのメリットを持ちます。

DC/DCコンバーターの役割や特徴について

電源回路は電子回路を動かす中で重要な電子回路の一つです。AC入力からの電気は安定したものを供給するために電源回路を構成して、各素子に電源を供給する必要があります。また、電源回路は安定した電圧を一定の状態で送り込む事がノイズを軽減するメリット、誤動作を引き起こさないメリットに繋がります。一般的に電源は安定化電源と呼ばれているもので、トランジスタと定電圧ダイオードを組み合わせて必要な電圧を作り出す電源回路を構成する事になります。DC/DCコンバーターは直流電源を他の電圧の直流電源に変換するための電子回路で、絶縁型電源icを使う事で、ワンチップでDC/DCコンバーターを構成する事が出来ますし、複数の電源電圧を取り出すことが出来るICもあるので、三端子レギュレーターなどと組み合わせれば必要な電源回路を作る事が出来ます。

AC/DCコンバーターの役割や特徴について

絶縁型電源icの中でもAC/DCコンバーターは交流電源を直接入力して、直流電源を作りだす事が出来る便利な電源用ICです。DC/DCコンバーターの場合、整流ダイオードで交流電源を平滑して直流電源を作り出しますが、AC/DCコンバーターの場合は直接AC電源を入力する事で、必要な直流電源を作りだす事が出来ます。ちなみに、絶縁型タイプの電源回路は非絶縁型タイプの電源回路よりも回路構成が複雑になるのが特徴です。入力側と出力側のアースが独立しているのが絶縁型タイプの電源回路の特徴です。しかし、絶縁型電源icを使えば、電子回路の複雑さを感じる事なく、簡単に絶縁型の電源回路を作れる、実装する部品の数も少なくなるので、プリント基板への実装部品数が減る、アートワークが容易に作成出来るなどのメリットを持ちます。